レシピ 2018.02.28
台湾料理がお家で簡単に!本格風「魯肉飯(ルーローハン)」のレシピ
食材も味付けもワンパターンになってしまう~!…そんな料理のお悩みを「アマノ食堂」が解決!今回ご紹介するのは「魯肉飯(ルーローハン)」。甘辛く煮込んだとろっとろの豚肉を、煮汁ごとご飯に掛けて食べる台湾の定番丼料理です。台湾のご当地グルメとして、最近では都内でも魯肉飯を食べられるお店が増えていますが、実は作り方はとても簡単!
レシピを教えてくれるのは、清澄白河で料理教室「おいしい週末」を主宰する料理家・近藤幸子さん。
魯肉飯は、香辛料と一緒に豚バラ肉を甘辛く煮込んで、ご飯に乗せるだけ。近藤さんのお宅では五香粉(ウーシャンフェン)*1を加えるのが定番だそう。
*1:五香粉…中国の代表的な混合香辛料。桂皮・丁香・花椒・小茴・大茴・陳皮など計5種類の粉末が混合されるのが一般的。
「五香粉をひとふりするだけで、より本場の味わいになります。独特の香りと味わいで、異国の情緒漂う1皿になるんです」
|レシピ手帖|
フライパンで簡単!台湾のご当地グルメ「魯肉飯」の作り方
【調理時間】
10分
【材料】※1人分
・豚バラ肉…200g
・ねぎ…1本
・にんにく…1/2
・しいたけ…3個
・トッピングはお好みで(半熟ゆで卵、パクチーなど)
【A】
・しょうゆ…大さじ2
・みりん…大さじ1.5
・水…大さじ3
・五香粉…小さじ1/4
【作り方】
1.具材を切る(豚バラ肉とねぎは3cm幅、しいたけは5mm幅、にんにくは薄切りに!)
2.熱したフライパンで、豚バラ肉・ねぎ・にんにくを強火で数分間炒める。具材が少し色づいてきたら、しいたけも入れる。
3.続いて【A】を加え、全体に味が染みるよう中火で1分ほど煮る。
4.ほかほかご飯の上に、味のしみ込んだ【3】をたっぷり掛け、お好みで半熟のゆで卵(市販の味玉でもOK!)とパクチーを盛り付けたら、できあがり!
ばら肉を使う食べ応えたっぷりの魯肉飯には、さっぱり系の「海藻スープ」がベストマッチ。たたきめかぶやもずくはつるっと食べられるので、食がさらにすすんでしまいます!
五香粉の代わりにシナモンパウダーでも!
「異国情緒を出すには、隠し味の五香粉が簡単で便利。日本のスーパーでも購入できるので、全体のアクセントに活用したい時におすすめ!エスニック風味が少し苦手な方はシナモンパウダーを代用してもOKです」
いつもと少し違う、魅力的な香りや味わいの調味料を見つければ、アレンジの幅がグンと広がりそう。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
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教えてくれた人
料理家
近藤幸子さん
料理研究家。仙台の料理学校でアシスタント、講師を務めた後、料理研究家として独立。現在は東京・清澄白河にて料理教室『おいしい週末』を主宰。2児の母でもある。著書に『近藤幸子のしあわせ絵本レシピ』(白泉社)、『おいしい週末、だれか来る日のごちそう献立』(地球丸)、『重ねて煮るからおいしいレシピ』(主婦と生活社)がある。最新刊に日々のごはんづくりのアイデアを詰め込んだ『がんばりすぎないごはん』(主婦と生活社)がある。
Instagram料理研究家。仙台の料理学校でアシスタント、講師を務めた後、料理研究家として独立。現在は東京・清澄白河にて料理教室『おいしい週末』を主宰。2児の母でもある。著書に『近藤幸子のしあわせ絵本レシピ』(白泉社)、『おいしい週末、だれか来る日のごちそう献立』(地球丸)、『重ねて煮るからおいしいレシピ』(主婦と生活社)がある。最新刊に日々のごはんづくりのアイデアを詰め込んだ『がんばりすぎないごはん』(主婦と生活社)がある。
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