読み物 2019.08.24
【第42回】フリーズドライってどうやって作るんだろう【四コマ漫画】
【前回のあらすじ】
夏休みの自由研究としてフリーズドライを自宅で作ろうとしたが、見事玉砕したキムケン。実際に作り方を学ぶために、フリーズドライ工場に潜入することに…!!
***
前回の自作フリーズドライの失敗を踏まえて、なんとフリーズドライ工場へお邪魔して実際に製造工程を教えていただきました!
当たり前ですが、家庭では再現できないような大きな機械たちに圧倒されながら、なるほどこうやってできているのかと関心するばかり。
おみそ汁は、マイナス30度という北極圏並み(!)の温度で約8時間冷やし、おいしさを閉じ込めているそう!
なかでも、自宅では不可能である「真空状態」にすることで、余計な熱をかけることなく乾燥させることができる真空冷凍乾燥機は圧巻!!
この機械を自宅に設置するとなれば、新幹線1車両分が入る場所が必要となります。こりゃ無理だ。
前回の自作フリーズドライや工場見学を通して出た私の結論は「だったらもう、フリーズドライを買っちゃえばいいじゃない」ということでした。
フリーズドライは作るものじゃございません。買って食べるものだと。
このおみそ汁は、私が一番好きな「焼きなすのおみそ汁」です。
余計な熱をかけることなく乾燥させることができるから、色や香り、風味も損なわず、まるで作りたてのような味わいに仕上がるのだとか!
これひとつを作るにも、技術を集結させてできあがるんだなあと思い、少し感慨深い気持ちになりました。
やはりフリーズドライはとうてい自分で作れるもんじゃないなと実感するのでした…。
いやだって、お湯かけるだけで楽チン!がメリットじゃないですか。それなのになぜ私が苦労しないといけないのですか!(逆ギレ)
料理に費やす手間や時間をフリーズドライで浮かせて、ちょっとひと休みしたり、ひと休みしたり、ひと休みしたり…そんな日もあっていいと思うんです。
というわけで、今後もフリーズドライは自分で作ることはないと思います。これからも宜しくお願いします、アマノフーズ!
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※ランキングは2022年12月~2023年11月の弊社流通出荷実績です。