読み物 2020.03.19
【第49回】だし入りみそ汁と、だしなしみそ汁は違うのか?【四コマ漫画】
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日本が誇る食文化のひとつに「だし」がありますよね。
近年は調味料が進化していることもあり、「だし」をとらずに手軽に調理ができるようになってきています。私自身も、和食をよく作るわりに「めんつゆ」や「だし風の調味料」などで代用することが多かったりします。
おみそ汁に関しても「だし入り味噌」など便利な商品が販売されているため、手軽に作りたいときは「だし」を取らないという方もきっと多いですよね。
ただ、古くから伝わる技術や技法で今でも残っているというのは、そこに素晴らしい意味があるからこそです。「だし」もまたしかり、現代まで脈々と受け継がれている「だし」の存在は、料理をする上では欠かすことが出来ないはずです…!
ちなみに漫画でリドラちゃんが泳いでいたように、昆布が海で「だし」を出さないのは、うまみ成分である「グルタミン酸」は、生きている間は外に出ず、乾燥させることによって凝縮されて、いわゆるだし昆布になるという性質があるためです。
昆布が豊富な北海道の海も、だしが出ているわけではありません(笑)
さて、「だし」の有無で一番わかりやすいのは、「だし入りみそ汁」と「だしなしみそ汁」を比べてみることではないでしょうか。というわけで早速だしをとってみました!
〜キムケン、「だし入り」と「だしなし」のおみそ汁を作ってみた〜
まずば、パックタイプの「だし」を約3分ほど煮出します。
同じ分量のみそに、「だし」と「ただのお湯」を注ぎます。右側が「だし」で溶いたみそです。若干色が濃いですね。
というわけで、早速飲み比べてみます!
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むむ、予想以上に違う…!
だしなしの方は、当然ですが「みそ湯」とでもいいましょうか…。
一方、だしで溶いた方は口の中に旨みがフワッと広がり、その奥に若干の甘さを感じさせるような味わいでした。
とはいえ僕は料理家なので、今回は食にこだわりと関心がない妻にも飲んでもらいましたが、さすがの彼女もひと口でその違いがわかったようでした。「だし」ってすごいんですね。
と、だしのあるなしでおみそ汁の味は全然違うことはわかりましたが、やはり「だし」を取るのは面倒だと思うこともあります。(結局それ)
というわけで、「だし」にこだわっているアマノフーズのおみそ汁でラクをしてしまおう!
(「だし」をとることはおろか、調理すらしなくて良いという…)
「金のだし」という響きだけで、だしへのこだわりが伝わってきますね。
そして極めつけは「重ねだし製法」です。重ねだし製法がなにかは、私自身、実はよくわかっていないのですが、だしを重ねていることには間違いありません…!
種類は色々ありますが、私は元々アマノフーズでは「焼きなすのおみそ汁」が好きなので、今回もそれをいただいてみることにします。
……これはおいしい。だしの味がすごいです!
先ほど、だしの飲み比べをしたせいかもしれませんが、しっかりと風味を感じます。むしろこのままおかずになる勢いなので、お漬物だけあれば充分でした。これぞ素敵な日本の食卓!
他にも沢山の具材があるので、気になる方はぜひご賞味ください。
一度体験したら、自分でだしを取るのがめんどくさくなること請け合いです!(おい)
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※ランキングは2022年12月~2023年11月の弊社流通出荷実績です。