レシピコラム 2022.12.20
2品同時進行で時短!「豚こまのタレ漬けレモン唐揚げ&豆苗と卵のバターしょう油炒め」【お悩み解決めしvol.6】
自宅での食事が増え、毎日の献立作りに頭を抱えている…。きっとみなさんもそれぞれ自炊に関する悩みをお持ちなのではないでしょうか?
そんなお悩みに「ぽんこつ主婦」こと、料理家の橋本彩さんが向き合い、レシピという形で解決方法をご提案するコラム「お悩み解決めし」。
第6回は、アマノ食堂の公式インスタグラムに寄せていただいたお悩みの中から「2品を同時進行で作れるレシピが知りたい!」というお悩みをご紹介!
橋本さんが教えてくれたのは、フライパンを洗わずに2品をほぼ同時に作れる「豚こまのタレ漬けレモン唐揚げ&豆苗と卵のバターしょう油炒め」のレシピ。豚こまや豆苗など火の通りが早い食材を使用することで、調理時間を短縮できるんです!
調理工程は最低限に!2品をたった20分で作れる時短メニュー
今回はこんなお悩みを紹介します。
「料理に時間がかかりすぎてしまい、1品作っているうちにもう1品が冷めてしまうなんてことも…。段取りを考えるのが苦手な私でも、手際よく作れるレシピが知りたいです!」
橋本さん:
「『レンチンしている間に食材切って〜』と、調理の順番を考えるのってとっても大変ですよね…!私も料理の時はいつも頭をフル回転させています。こればっかりは慣れるまでが大変なので、今回は調理工程があまり多くなく、なおかつ同時進行で作れる2品をご紹介します!」
今回の「お悩み解決めし」のポイントは次の2つ!
・たったの20分でメインのおかず2品が完成!
・フライパンを洗わずにそのまま2品目を作れるので、洗い物も最小限に
それでは、早速作っていきましょう!
ご飯がすすむ!「豚こまのタレ漬けレモン唐揚げ&豆苗と卵のバターしょう油炒め」
「豚こまのタレ漬けレモン唐揚げ」のレシピ
通常の唐揚げの作り方と少し異なり、肉を調味料に漬け込まないことと油で揚げないことがポイント!薄切りの豚肉を使用することで時間の短縮になりますよ。
- 材料(2人分)
-
・豚こま切れ肉…250〜300g
・塩こしょう…少々
・片栗粉…大さじ5
・オリーブオイル…大さじ3
<調味料>
・レモン…1/2個(またはレモン果汁小さじ2)
・しょう油…大さじ2
・みりん…大さじ3
・料理酒…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・にんにく、生姜すりおろし…チューブで3cmずつ
・ブラックペッパー…適量
10分
作り方
レモンは半月切りにして耐熱ボウルに入れ、調味料と合わせる。ラップをかけずに600Wの電子レンジで1分半加熱する。
POINT
料理酒やみりんのアルコールを飛ばすため、一度電子レンジで加熱します。しぼらなくても果汁が出て、生レモンならではの皮の香りを出す効果もあります。
豚肉は絡まっているところをほぐしながら、パックの中で塩こしょうを振って下味をつける。少し混ぜながらムラなく下味がついたら、ビニール袋に入れ、片栗粉を加えてふり混ぜる。
POINT
片栗粉と豚肉をふり混ぜる際は、ビニール袋にしっかりと空気を入れて袋の上から手でときどきほぐしながら振ります。そうすると、豚肉全体に均等に粉をまとわせることができます。
フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、 [2] を鶏の唐揚げくらいの大きさにまとめて入れる。中火で3分ほど焼いたら裏に返し、さらに2分ほど焼く。
POINT
・形を整えるときは厚くしすぎないように注意しましょう。厚くしすぎると火が通りづらくなります。
・油は少なめなので、時々フライパンを回して、油が全体に行き届くようにしましょう。
豚肉にしっかり火が通ったら[1]のボウルに入れ、混ぜながら味を馴染ませる。
お皿に盛り付け、上からブラックペッパーをかけたら完成!
「豆苗と卵のバターしょう油炒め」のレシピ
2品目は「豚こまのタレ漬けレモン唐揚げ」を作った後のフライパンですぐ調理!まだ熱が残っている状態なので、火の通りやすい豆苗や卵はすぐに加熱され、あっという間に仕上がります!
- 材料(2人分)
-
・豆苗…1パック
・ベーコン…ハーフサイズ1パック
・卵…3個
・塩こしょう…少々
・オリーブオイル…大さじ1
・バター…10g
・しょう油…小さじ1
10分
作り方
ベーコンは1.5cm幅に、豆苗は根元を切り落として2〜3等分に切る。卵は割りほぐして、塩こしょうを混ぜておく。
POINT
食材を切るタイミングは、1品目の調理工程「[1]レモンを半月切りにする」の段階で一緒に切っておくのが◎。
同じ作業は一度に済ませておくとスムーズです。
1品目を作り終えたフライパンに、さらにオリーブオイルを引いて熱し、ベーコンを入れて炒める。ジューと音がしてきたら豆苗を加えて炒め合わせる。
POINT
油は大さじ1でOKなので、1品目を作り終え、油が十分に残っているようでしたらさらに加える必要はありません。もし多い場合は、キッチンペーパーなどで拭き取ってから炒め始めてください。
[2]にバターを加え、再度混ぜる。豆苗が少ししなっとした段階で豆苗とベーコンを端に寄せ、空いたスペースで卵を炒める。
卵が半熟になったら豆苗・ベーコンと合わせる。しょう油を回し入れ、ムラのないよう混ぜ合わせたら完成!
「豚こまのタレ漬けレモン唐揚げ」「豆苗と卵のバターしょう油炒め」の2品に添えるのは、「まごころ一杯 定番なめこ」。つるっと食感のなめことまろやかでコクのある赤だしのおみそ汁が、ボリューム満点のメニューにとってもおすすめ!しっかりとした味付けなので、ご飯がすすむ大満足の定食になりますよ。
橋本さん:「作り慣れていないレシピだと、同時進行で作るのはなかなか難しいですよね。なので今回は、工程も簡単で時間もあまりかからない2品をご紹介しました。段取りよく進めるには、準備がとっても大切です!食材は先にまとめて切っておいたり、調味料は事前に分量を測っておくとか。それだけでも調理の効率はグッと上がりますよ」
橋本さん、ありがとうございました!次回の「お悩み解決めし」もお楽しみに。
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