トマト
季節の食材のHOWTO 2016.06.29
赤・黄・緑…6種類のトマトを食べ比べ!一番おいしいのは何色のトマト?
サラダにパスタ、煮込み料理にも欠かせない万能野菜「トマト」。赤くて丸い愛らしいフォルムもさることながら、その栄養価も人気の理由ですよね。
トマトには色や形が異なるさまざまな種類があります。でも、それぞれのトマトにどんな味や食感の違いがあるか知らない人も多いのでは? そこで今回は、6種類の異なる品種のトマトを20~30代の男女4人に食べ比べてもらいました。果たして、一番おいしいのは何色のトマトなのか?
食べ比べる6種類のトマトがこちら
今回、ご用意したのは(左上から順に)桃太郎トマト・黒トマト・ミディトマト・イエローアイコ・グリーンのミニトマト・フルーツトマトの6種類。スーパーで普段よく見かけるトマトもあれば、高級デパートでしかお目にかかれないようなトマトまで取り揃えました。
試食していただくのはこちらの4名!
では早速本題へ。用意した6種類のトマトを男女4人に試食していただき、もっとも好みの味を1つ選んでもらいます。今回集まってくれたみなさんは、大のトマト好きからそうでもない方までさまざま。好みの異なる4人の意見を総合して、公正にナンバー1を決めたいと思います!
こちらの記事と同様、仕事終わりにも関わらず、“ただトマトを食べるためだけ”にお集まりいただいたのがこちらのトマトのように爽やかな4人。
編集者・ライターの近藤世菜さん(24歳)。「プチトマトの青臭さが苦手」と話す近藤さんだからこそ、厳しくジャッジしてくれそうです。nanapi、メディアジーンなどを経て、現在フリー。インタビュー、コラム、記事広告など、幅広くコンテンツを制作。
奥さんと子供2人を秋田に残し単身赴任中の畑山卓也さん(33歳)は「トマトが大好き」だと語る人物。溢れ出るトマト好きのオーラに、ジャッジへの期待が高まります。
価格を抑えたオフィスの家具やデザイン設計・内装工事等を行っている。激安オフィス家具通販『オフィス家具モール』を運営。
アマノ食堂のこちらの記事でお世話になったスタイリストの菅野有希子さん(33)歳。彩りや見栄えといった、見るおいしさ視点からのコメントに期待!
テーブルコーディネートやフードスタイリングを行っている。絵になる食卓をつくるWEBマガジン「TABLE MANIA」主宰。東京在住、ご主人と2人暮らし。website
「トマト好きとして見逃せない企画!」と、前のめりでご協力してくれた新聞社で働くマーケターの遠藤正樹さん(24歳)。持ち前の分析力を活かしたジャッジは心強い限り。
テーブルに並べられた6種類のトマトを見て、「見たことがないトマトがある」、「味が想像できない」などと、口々に感想を言い合う4人。どうやら、このトマトの具体的な違いはみなさん判別できないみたい。では早速、トマトの種類は伝えずに、食べ比べていただきましょう!
カラフルなトマトをLet’s食べ比べ♪
1番目はスーパーでよく売られている「桃太郎トマト」から。私たちが普段よく食べている一番なじみ深いトマトと言えそうですが…。
すごく普通な味。“THE・トマト”みたいな…。
水分が多くてシャキシャキした感じ。でも、ちょっと青臭いかなぁ。塩がほしくなりますね。
うん、そのままだとちょっと物足りないかも。
続いて、2番目に食べたいトマトを一斉に指差しで選んでもらったところ、物珍しさからか、「黒トマト」に票が集まりました。さて、その気になるお味は?
見た目は「食べて大丈夫かな」って心配になるけど(笑)、味は案外普通のプチトマトと変わらない気がする。
なんか1種類目と比べると、酸っぱいかも…。ちょっと硬めで食べ応えはあるかな。
うん、皮が硬い。食べた瞬間は酸っぱいけど、噛んでいるうちに甘く感じます。
3番目は「グリーンのミニトマト」。
やはり、みなさん変わり種が気になって仕方ない模様。こちらは好みが分かれる結果に。
クセがあまりなくて、果肉感が強いですね。私はけっこう日常的に食べたいかも!
グリーンだから青臭いかな?と思ったけど、意外とそうでもない。僕もわりと好きですね。
中身のゼリー状の部分がまったく出てこないからおいしい。サラダとか彩り目的というより単品で食べたくなりますね。
さてさてどんどんいきましょう。4番目は「イエローアイコ」。細長い形状で、普通のトマトと色も形も異なります。
すごく清涼感があって香りがフレッシュ。色味もキレイだし、料理に使いやすそう。
私、プチトマトと特有の青臭さが嫌いなんですけど、これは臭みがなくて食べやすい!トマト嫌いな人でも食べられると思う。
味が薄いような…。普通のトマトを期待して食べると、ちょっと裏切られる感じ?
5番目は、よくスーパーなどでも見かける「ミディトマト(中玉のトマト)」の登場。食べた瞬間、一同から好リアクションが飛び出しました!
甘い!かつフレッシュ!バランスが良くて一番旬のトマトって感じ。
おいしい!ドロドロしてなくて新鮮ですね。
甘―い!おいしーい!全然青臭さもないし、どんどんイケちゃう。
うん、これは塩やドレッシングをかけずにそのまま食べたいですね。真ん丸で見た目もかわいい。
そしてラストを飾る6種類目は、一番赤味が強い「フルーツトマト」。見た目はすごく甘そうですが…。
なんかフニフニしてて、野菜の弾力は感じない。でも、普通のトマトより青臭さが少ないから私は好きかも。
ウェット&ソフトな食感ですね。熟している感じですが、味がちょっと暗いかな(笑)
旬を通り越してしまった雰囲気かなぁ。僕はあんまり好みじゃないかも…。
スタンダードなトマトよりも、やわらかくて甘いから…。そのまま食べるというよりも、パスタソースとかに使うとちょうどよさそう!
最後にNo.1を選出!
一番おいしいトマトは何色なのか…?
では、みなさん「せーの」で好きなトマトを指差しで選んでもらいましょう! せーの!
\結果発表/
赤のミディトマト(5番目)
赤のミディトマト(5番目)
グリーンのミニトマト(3番目)
赤のミディトマト(5番目)
●赤のミディトマト派の意見
「私はトマト特有の青臭さが苦手なんですけど、このトマトは甘みが強くて臭みが一切なかった!これなら、毎日でも食べたいですね(近藤さん)」
「食感や甘みからフレッシュさまで、すべてにおいてちょうどいい。自然と「おいしい」って言葉が出て、一番パクパク食べられる感じ。1種類目の食べ慣れた味のトマトも案外好きだったんですけどね(畑山さん)」
「僕もグリーンのトマトと迷ったんですけど、やっぱり5番目のトマトを食べた瞬間の衝撃が忘れられなくて…(笑)。ダントツに甘くて、フレッシュでジューシー。トマトっぽさもちゃんとあって言うことなし(遠藤さん)」
●グリーンのミニトマト派の意見
「肉厚な食感が好きでした。普段そこまで意識していなかったけど、ちゃんと意識して食べたら、もう1回食べたいなって思ったんですよね。この食感にハマりそう!(菅野さん)」
【結論】
一番人気は…甘さが強くフレッシュな「赤いミディトマト」
今回一番人気だった赤いミディトマト。トマトはやっぱり赤色が一番落ち着くのかも…(!?)。とはいえ、「あくまで単体で食べるならこれ」という声もあり、食べ方によっては順位が変わりそうな気配。
サラダやパスタ、煮込み料理など用途によってベストなトマトを選んでみて!種類によって、味も食感も異なるトマト。ぜひ、あなたの「ベスト・オブ・トマト」を見つけてくださいね。
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