レシピ 2017.02.16
藤原奈緒さんの愛用品|私の幸せのための道具。陶芸家・境知子さんの耐熱ピッチャー
JR中央線・東小金井駅の高架下で食堂「あたらしい日常料理 ふじわら」を営む料理家・藤原奈緒さん。店内で販売している人気の「ふじわらのおいしいびん詰め」シリーズは、家庭の料理にプラスすることで、いつもとひと味違う新鮮な味わいを生み出します。
人々の日常に寄り添う料理を提案する藤原さん。そんな彼女の日常に欠かせないのが、陶芸家・境知子さんがつくる陶器の耐熱ピッチャーです。
毎朝の必需品として大活躍の耐熱ピッチャー
朝起きるとまず白湯を飲むのが習慣だという藤原さん。この耐熱ピッチャーの魅力は、そのまま直火にかけられること。陶器ならではの質感、たおやかで美しい独特なフォルムも魅力のひとつです。
見た目も映えるので、収納せずそのまま置いてあるだけで絵になります。
「やかんとピッチャーを兼ねる道具、ですかね。保温性があるので、お湯を沸かしてしばらく置いておいても冷めにくいんです。やかんって暮らしに欠かせないものだから、食卓に馴染むものがいいなと昔から思っていました。でも、『これだ!』と思えるものがなかなか見つからなくて。だからこのピッチャーと出会えたときは、とても嬉しかったです」
ご縁のあるうつわ屋さんで一目惚れ
このピッチャーの生みの親である陶芸家の境知子さんは、ご夫婦ともに陶芸作家。2016年の春に長野から香川へ移住したことで、窯(かま)も新しくされたばかり。
「美しい知子さんの作品には、すでにファンの方もたくさんいらっしゃいますが、これからもっと人気が出るだろうな、と思うんです」と藤原さん。
このピッチャーを初めて目にしたのは東京・国立にある器と古道具のお店『GARAGE』。藤原さんが作るびん詰め調味料を最初に取り扱ってくれた、縁のふかいお店だそう。『GARAGE』の店主がこのポットを使っていたのを見て、いつか欲しいと思っていたのだとか。
「定番品ではあるものの、毎回展示会で出されているわけではないそうで、オーダーして作っていただきました。毎朝、普通の水道水を入れてお湯をわかすだけで、まろやかで甘く仕上がるんです。うちに来てくれて、暮らしが潤いました。使っていくうちにできた表面のひび割れも、つくづく美しいなぁ、と思うんです。」
もちろん、フリーズドライに注ぐお湯にももってこい。この日は「定番にゅうめん 五種の野菜」に実際にお湯を注いで食べていただきました。にゅうめんの隣に添えた小鉢の器も、ピッチャー同様に境知子さんの作品。置いておくだけで絵になる耐熱ピッチャーがあれば、毎朝の食卓をさらに充実させることができそうですね!
【愛用品の詳細】
境知子 耐熱ピッチャー
参考価格:不明
※記事公開当時の情報のため、商品の名称や仕様、お取り扱い状況などが変更となっている場合がございます。
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教えてくれた人
料理研究家
藤原奈緒さん
料理家。JR東小金井駅の高架下「アトリエテンポ」の一角で「あたらしい日常料理 ふじわら」を営む。食堂、「ふじわらのおいしいびん詰め」の製造・販売、料理教室などさまざまな形で家庭料理に向けて提案を行う。
料理家。JR東小金井駅の高架下「アトリエテンポ」の一角で「あたらしい日常料理 ふじわら」を営む。食堂、「ふじわらのおいしいびん詰め」の製造・販売、料理教室などさまざまな形で家庭料理に向けて提案を行う。
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