レシピ 2017.02.23
藤原奈緒さんの愛用品 | 旬食材をおいしく仕上げる。「釜浅商店×山田工業所」の鉄打出しフライパン
“食卓をよりおいしく、食事作りを簡単に”という考え方で活動している料理家・藤原奈緒さん。日頃からご自身の食卓でも食材そのものを活かした料理を作ることが多いそう。
「特に、シンプルな料理の場合は、どのような道具を使うかで仕上がりが変わりますね」と話す彼女にとって「釜浅商店」の鉄打出しフライパンは、日々の料理に欠かせない愛用品のひとつです。
長年使い込むことで、魅力が格段にアップ!
この鉄打出しフライパンは、料理道具の街である浅草・合羽橋の釜浅商店と、日本で唯一“鉄打出し(鉄の一枚板を叩き出してフライパンの形を形成する)”の技術をもつ横浜市の山田工業所がタッグを組んで作られた逸品です。
「鉄のフライパンには昔から馴染みがありましたが、このフライパンは持ち手が細く仕上げられているので、しっかりと握れて女性にも持ちやすいんです。厚さもいいですね。素材にしっかり火が入って、冷めにくい。とにかく使って洗って乾かす、を繰り返せばいいだけで、だんだん油馴染みもよくなっていくから、スピードが命ともいえる調理の現場でもしっかり活躍してくれる。私の料理に欠かせない大切な相棒です」
新鮮な野菜をさらにおいしく仕上げる
もともと、小金井の地場野菜を使用したカフェで働いていた藤原さん。学生時代から長く住んでいる身近な土地で作られている新鮮な野菜に出会ったことが、料理への考え方を変えたのだとか。
「今の時代って、食材よりもメニューやレシピの方が重要だって思われることって多いんですね。それをもどかしく思っていて。“食材そのものを活かすこと”を伝えられたらと思います。新鮮な素材が手に入れば、調理はシンプルでいい。そんなおいしさを大切にしたいんです。私自身忙しく暮らしていますし、そんなにマメでもないので(笑)、できるだけ余計なことはしないで、おいしいものが作れたら…。」
この日、作っていただいたのは「ブロッコリーの脇芽(茎の先端以外の芽。葉の付け根の上側にできることが多い。)とプチベール(ケールと芽キャベツに由来する野菜)のオイル蒸し」。どちらもその日の朝小金井で採れた新鮮な野菜。鉄打出しのフライパンを使うことで野菜にじっくり火が入り、こんがりとした焼き目が風味を格段に上げてくれるのだそう。
毎日使い込むことで使い勝手も格段にあがるフライパン。素材のおいしさをさらに引き出してくれる、こんなアイテムが一家にひとつあれば、日々の料理もさらに楽しく、充実したものになりそうですね。
ご自身で営む食堂『あたらしい日常料理 ふじわら』でも、このフライパンを使用しているそう。お店では、小金井で採れる地場野菜や「ふじわらのおいしいびん詰め」を使った料理が楽しめます。
【愛用品の詳細】
釜浅商店 鉄打出しフライパン
参考価格:不明
※記事公開当時の情報のため、商品の名称や仕様、お取り扱い状況などが変更となっている場合がございます。
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教えてくれた人
料理研究家
藤原奈緒さん
料理家。JR東小金井駅の高架下「アトリエテンポ」の一角で「あたらしい日常料理 ふじわら」を営む。食堂、「ふじわらのおいしいびん詰め」の製造・販売、料理教室などさまざまな形で家庭料理に向けて提案を行う。
料理家。JR東小金井駅の高架下「アトリエテンポ」の一角で「あたらしい日常料理 ふじわら」を営む。食堂、「ふじわらのおいしいびん詰め」の製造・販売、料理教室などさまざまな形で家庭料理に向けて提案を行う。
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