レシピ 2017.04.21
holidayさんの愛用品|いつも食卓の中心に。「アンティークタイル」は毎日の必需品
「食とデザインとアート」を中心にご夫婦でさまざまなディレクションを手掛けるクリエイティブユニット・holiday。家族4人で暮らす葉山のご自宅では、大きなテーブルの中央に映える「アンティークタイル」が馴染んでいました。
ひと目見て欲しくなった、アンティークタイル
「このタイルをひと目見た時は『こうやって使おう!』といったイメージはなくて。なんとなくいいなって、ふらっと買ってきちゃったんです。『とりあえず1枚タイルを買ってきた』って(笑)。」
そう話すのはholiday の堀出隼さん。
実はこのタイル、1880年〜1950年代のフランスで実際に床などに使用されていたもの。同じ模様はあるものの、ペイントの剥がれ具合などにそれぞれ違いがある一点もの。
突然、使い道のない1枚のタイルがやってきた堀出家。どうやら、お買い物のスタイルは夫婦で少し違うようです。隼さんは、あまり物は買わないけれど、気に入ったものを見つけると衝動買いするタイプ。奥さまの美沙さんは、じっくり検討する慎重派。
「自分が使うものは結構考えちゃいます。特に調理道具など仕事に直結するものは、ちゃんと調べて、実際に見てから選ぶことが多いですね」と美沙さん。
さて、このタイル…どうする!? と考えた末、今では堀出家のテーブルに欠かせないアイテムとなりました。
隼さん曰く、「家の白いテーブルの上に置いてみると、色味もマッチして絵になる」というアンティークタイル。普段はずっと置きっぱなしなのだそう。
大きなテーブルを囲んで過ごす家族の時間。 いつも使っているからこそ、うっすらとタイルに滲むコーヒーの染みさえも掘出家の毎日の食卓を連想させます。
家族で過ごす大切な時間。いつも食卓の中心に
「何を置くとは特に決めてはいませんが、CHEMEX(ケメックス)のコーヒーメーカーをよく置いています。このタイルがあるだけで、“ちょい置き”も何だかサマになるんですよね」
家族の中でなんとなくモノの定位置が決まっていくのはきっと、『ここにこれがある』のがみんなにとって心地よいからなのでしょう。
一見何に使うか分からないものでも、今あるものと組み合わせてみると「これ、なんだかいいな」と感じる経験、みなさんにもありませんか? 気持ちのよい組み合わせを見つけていくことが、心地良く暮らすためのヒントになるのかもしれませんね。
【愛用品の詳細】
H.P.DECO 好奇心の小部屋で購入したタイル
参考価格:不明
※holiday さんが使っているモノトーンカラーは現在販売されておりません。
※記事公開当時の情報のため、商品の名称や仕様、お取り扱い状況などが変更となっている場合がございます。
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教えてくれた人
アートディレクター、料理人
holidayさん
アートディレクターの堀出隼と料理人の堀出美沙が 2010 年に設立。アート&フードディレクション、ケータリングサービス、イベントの開催及び企画運営、パリのデザイン会社との業務提携など、「食とデザインとアート」を中心に活動中。
HPアートディレクターの堀出隼と料理人の堀出美沙が 2010 年に設立。アート&フードディレクション、ケータリングサービス、イベントの開催及び企画運営、パリのデザイン会社との業務提携など、「食とデザインとアート」を中心に活動中。
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