※写真はイメージです。
驚きの技術「フリーズドライ」。手軽さが魅力のフリーズドライ食品は
忙しい現代人の食生活に欠かせない存在となりました。
実は「10秒で味わえるおみそ汁」の裏側には、
“完成まで1週間以上”という長い道のりがあるのです!
ここではその仕組みとおいしさの秘密をご紹介します。
FACTORY TOUR
アサヒグループ食品岡山工場
岡山工場の社員
スタート
今回はフリーズドライのおみそ汁の製造ラインで紹介していくよ。
具材の準備
まずは、おみそ汁に使用する具材を産地から厳選。品質の確かな食材を仕入れて選別します。
おみそ汁を作る
具材に合わせてブレンドした味噌と出汁を使っておみそ汁を作ります。味噌と出汁の配合は具材によって使い分けています。
「ニーダー」という大きな鍋で一気に作るよ。これで1度に4万食も作れるんだよ!
おみそ汁が完成したら小分けのトレーに1食分ずつ注いでいくよ。具材は手作業で後入れすることもあるんだ〜。
凍結(フリーズ)
トレーに分けたおみそ汁は約-30℃の凍結庫で凍らせます。8時間以上かけて中心までしっかりと水分を氷にしていきます。
乾燥(ドライ)
凍ったおみそ汁は真空凍結乾燥機で約24時間以上かけてじっくりと水分を抜きます。乾燥機は大きいもので直径2.5m、長さ24m、新幹線の車両1両分とほぼ同じ大きさです。
おみそ汁だと1度に8万8000食を乾燥することができる世界最大級の機械なんだ〜!
品質検査
完成したフリーズドライ食品は機械を使った品質検査、色や味の官能検査、微生物検査を行います。
くんくん。こうして人の目と鼻、舌でも確認するよ。
包装・出荷
厳しい検査に合格したフリーズドライ食品は長期保存ができるよう、湿度や光から守ってくれる気密性の高いフィルムで包装して出荷されます。
完成! お湯を注いで10秒!作りたてのおいしさを味わえるフリーズドライのおみそ汁の完成です!
ここまでに費やした時間はなんと1週間以上! お湯を注いで10秒で食べられるおみそ汁の裏側にはたくさんの手間ひまが詰まっているんだよ〜!
さらに
「フリーズドライおみそ汁ができるまで」の
流れを動画でチェック。
ようこそ!アマノフーズのフリーズドライ食品の多くは、ここ岡山工場で製造しているよ。
ここからはフリーズドライのおみそ汁の作り方について、
私がご案内しましょう!