商品 2022.01.28
はるあんさん直伝!フライパンでお手軽「ちぎりパン」レシピ紹介。 開発中のパンにあうフリーズドライを挟んで試食していただきました!
新食感なフリーズドライを試作中!今回は特別に、アマノ食堂の読者の皆様だけにこっそり公開ですよ!!
なんと今度はパンと一緒に楽しめるスイーツ系フリーズドライらしい!?ということで、パンやお菓子のレシピ動画で大人気の料理家クリエイター・はるあんさんにご試食いただきました。
はるあんさん考案の初心者にもおすすめのパンレシピや、大好きなパン作りの魅力についても教えていただきましたよ♪
最後にお届けしたフリーズドライを食べてみた感想も。パン好きの方はお見逃しなく。
【プロフィール】
はるあん/癒し系料理家クリエイター
料理・撮影・編集へのこだわりは強く、出来上がりはもちろん、作る過程も思わずよだれのたれそうな美味しい画のオンパレードで、「真似して作ってみました!」などSNSでも多く反響を得ている。
2020年3月に出版した「今日作りたい一品がすぐに見つかる!『はるあんのとっておきレシピ(KADOKAWA)」は、発行部数2万部を突破。2021年11月には「はるあんのベストおやつ(ライツ社)」も出版している。
フライパンで簡単!はるあんさん直伝「ちぎりパン」の作り方
パン作りというと、長時間発酵させたりオーブンで焼いたり、ちょっとハードルの高いイメージがありませんか?
今回はパンやお菓子作り、毎日のご飯まで、たくさんの「おいしい動画」をお届けしているはるあんさんにちぎりパンのレシピを教えてもらいました。
はるあんさんといえば、手間いらずの「ほったらかしパン」やシンプルな材料で作る「ガトーショコラ」など、簡単でおいしいおやつレシピが大人気!今もっとも注目されている料理家クリエイターの一人です。
今回のレシピは、発酵も短時間な上にオーブンも不要!フライパンで簡単にできる、もちもち「ちぎりパン」。
発酵を含めても1時間で作れるので、食べたいな…と思った時すぐに作れるのも魅力的です。
フライパンで簡単!「ちぎりパン」のレシピ
【材料】
16個分
(調理時間:発酵込みで約1時間)
・強力粉…300g
・砂糖…大さじ2(20g)
・塩…小さじ1/2(3g)
・ドライイースト…小さじ1(3g)
・牛乳…200cc
・無塩バター…20g ※室温にしておく
【作り方】
1.
ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、牛乳を入れて、ゴムベラで全体がなじむようにしっかりと混ぜる。水気がなくなるまで混ぜ続けます。
※ゴムベラがなければ木ベラでもOK
POINT
ドライイーストは砂糖の上に乗せるイメージで。さらにその上を目がけて牛乳を入れましょう。
こねる時に混ざりやすく、発酵が進みやすくなりますよ♪
2.
水気がなくなってきたら手でこねる。ある程度ひと塊にまとまればOK。
3.
ひと塊にまとまったら、台の上で伸ばしながらこねる。何回かこね続けるとデコボコしていた表面がなめらかになります。
※今回は除菌した台を使用していますが、まな板やクッキングマットでもOK
4.
室温に戻したバターを生地の上にのせて表面に軽く広げて折りたたみ、生地の中に入れ込む。そのまま[3]と同じ方法でバターの塊がなくなるまでしっかりと伸ばし、なじませる。
目安は生地がツヤっとして、ひび割れなくまとまるようになるまで。
POINT
寒い時期はバターを指で握りながら、少し体温を加えて柔らかくしてから生地に入れましょう。
5.
時短のためにここで「レンジ発酵」をします。(一次発酵)
生地をボウルに戻し、ラップで生地をそわせるように被せ、500Wの電子レンジで20秒加熱。
※今回は耐熱のボウルを使っていますが、ない場合は耐熱皿に移してレンジで加熱しましょう
POINT
生地をこねたり、カットしたりする工程で乾燥してきたな、と思ったら霧吹きで水を吹きかけてあげましょう!パン作りは乾燥が大敵!少しでも乾燥してきたら、適宜水を吹きかけましょう。
6.
レンジから取り出して軽くこね、再度ラップをかけて電子レンジへ。もう一度500Wで20秒加熱する。
一次発酵が終わると、すでに生地がふわふわ、ツヤツヤに!
7.
電子レンジから取り出したら16等分にカットする。
<カット方法>
1.生地を軽く広げ、生地の真ん中に端から切り込みを入れる
※2等分にカットしてしまわず、端を1/4程度切らずに残しておく
2.[1]で残しておいた部分を中心に、生地を広げて棒状にする
3.まずはざっくり4等分に。8等分、16等分とカットする
8.
カットした生地を手で軽く広げ、角部分を中心に集めるように丸めていく。生地が開かないように、結び目をきゅっとするのがポイント。
9.
クッキングペーパーを敷いたフライパンに生地を並べる。中心から外側に向けて、置いていくときれいに収まります。
※今回は26cmのフライパンを使用していますが、24cmでもOKです
10.
生地を敷き詰めたら、フライパンに蓋をして弱火で1分加熱。火を止めたら蓋を開けずにそのまま15分放置をして二次発酵。その後、弱火のまま追加で15分焼きます。
POINT
焼く時はずっと弱火で!じわじわとゆっくり焼いていきます。
二次発酵をさせることで、よりふんわりとした仕上がりになりますよ!
11.
片面が焼けたら、生地をひっくり返して裏面を10分焼く。両面に程よく焦げ目が入ったら完成です!
ちぎりパンの完成です♪
たった1時間でこんなにふわっと焼きあがりました。
もちもち食感がたまらないちぎりパン。ジャムを塗ったり、残ったお惣菜を挟んでもおいしくいただけます。
はるあんさんの思う、パン作りの魅力。
ちぎりパンの他にも、たくさんのパンレシピを紹介しているはるあんさん。
パン作りを始めたのはなんと小学生の頃なのだそう!料理を覚えるよりも先にパン作りを始めたのだとか。
――パン作りを始めた頃のこと、ハマったきっかけを教えてください。
はるあん:「パン作りを始めて最初の頃は全然うまく焼けなかったんです。悔しいな、どうやったら次は成功するかなと考えて。うまくいかないからこそ燃える!って感じで夢中になっていました。そうするとだんだん上達してパンの仕上がりが見違えて…!少しずつ成長していく嬉しさと、もっとおいしいパンが食べられるワクワクと(笑)。気づけばもう、パン作りを始めて10年くらいになります」
――パン作りをしていて一番楽しいことは何ですか?
はるあん:「一番の面白さは、ただの粉がふわふわのパンになるっていうマジックみたいなところだと思っています。パンは形や感触、匂いがどんどん変わっていくので、その工程一つひとつにワクワクします。出来上がった時、部屋にふんわり広がるパンの香りも最高なんですよ」
開発中のフリーズドライをパンと一緒に試食!
今回は「パン愛」が深いはるあんさんに、食べていただきたいフリーズドライをお持ちしました!
「あんバタータブレット(仮)」
です。
まだ開発途中のフリーズドライですが、アマノフーズでよく知られている「おみそ汁」や「カレー」「雑炊」とは打って変わって、なんとスイーツ系のフリーズドライ。
その名の通り、パンに挟むだけであんバターサンドが完成します!
パンに合わせるために開発されたフリーズドライ。いつものパンを少し味変して楽しみたいときなど、気軽にアレンジが楽しめますよ。
ちぎりパンに挟むとコロンと可愛いです。
はるあんさん、ぜひ食べてみてください♪
「フリーズドライになっていてすごい!あんことバターがしっかり2層になっているんですね。ちぎりパンにもジャストサイズだ。いただきます!」
「ん!しっかりとバターとあんこが甘じょっぱくて味の再現度がすごいです。サクサク食感も新しくて、すっごくおいしい!パンが温かいので、ちょっと溶けている感じもたまらないですね」
もともとあんバターが大好きだというはるあんさん。興奮気味においしさを伝えてくださいました。
「パンに合うフリーズドライ、シリーズ化されたら嬉しいです。手作りパンをアレンジすることも多いので、いろんなパンと組み合わせて食べてみたいです!」
「あんバター」のほかに、「チョコレート」も試作中。
この「あんバタータブレット」はお湯を注がず、パンに挟んで気軽に楽しめるフリーズドライなのです。なんと!お湯を注がずにそのまま食べられるのがポイント。
サクサクの食感やあんことバターの分量など、細かくこだわりながら作っています。
といっても、まだ開発中なので、現時点ではまだまだ発売は未定です。
今後のアマノフーズの新たな商品開発にも乞うご期待♪
今回ははるあんさんにフライパンで作れる「ちぎりパン」のレシピを教わりました。
ぜひおうちで作ってみてくださいね。そして今後のアマノフーズのスイーツ系フリーズドライの開発もお楽しみに…♪
写真/佐藤 侑治