レシピ 2017.10.18
キヌア&もちきびの新食感! タイ料理の定番「ラープムー」のレシピ
マンネリ化してしまいがちな毎日の食卓。たまには気分を変えて、異国の情緒あふれる一皿をプラスしてみませんか?
今回レシピを教えてくれたのは、タイ料理研究家・両角舞さん。過去にバンコクやハジャイへの移住経験を持つ、プロ直伝の“アジアごはん”とは?
両角さん:「タイの代表的な料理といえば、『ラープムー』。“ラープ”はラオス語で幸せ、“ムー”はタイ語で豚肉という意味があるんですよ。現地では豚肉ともち米、ハーブやパクチーをたっぷりと加え、混ぜて食べるのが定番。今回はもち米の代わりに噛みごたえのある“キヌア&もちきび”を使って、これまでにない新食感を楽しめる一皿に仕上げました!」
一口食べてクセになる!「キヌアともちきび入りラープムー」
キヌアともちきび入りラープムー
(料理監修 / 両角舞)
- 材料(2人分)
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・豚こま肉…200g
・紫たまねぎ…1/8個
・ライム…1/2個分
・スペアミント…15枚くらい
・パクチー…1株
・小ねぎ…3本
【A】
・唐辛子(粗挽き)…小さじ2
・キヌア…大さじ1
・もちきび…大さじ1
・ナンプラー…大さじ1
15~20分
作り方
豚こま肉(豚ひき肉でもOK!)を包丁で叩いて、粗いみじん切りにする。
POINT
タイでは、挽肉ではなく叩いて細かくした豚肉を使うのが定番。ちょっと手間をかけるだけでより本格的な味わいに!
紫たまねぎは5mm角くらいのみじん切り、パクチーを1.5cmほどにカット。小ねぎは小口切りにする。
フライパンでキヌア・もちきびを1分間ほど乾煎り(からいり)する。ポリポリとした食感になるまで炒めましょう!
.鍋に100ccほどのお湯を沸かし、中火で豚肉を混ぜながら茹でる。(肉の色が変わるまでじっくりと!)
茹でた豚肉をボウルに移して、紫玉ねぎ・スペアミントの葉・パクチー・小ねぎと【A】を加えて、よく混ぜ合わせる。
器に盛り付けて、カリっと香ばしい噛みごたえのある「キヌアともちきびのラープムー」のできあがり!
いざ自宅で作るときに気になるのが、食材や調味料の品揃え。でもすべて揃わなくても、意外な食材で代用できるのがタイ料理の醍醐味なんです。
両角さん:「近所のスーパーでは食材が揃わないと思って、諦めてしまうのはすごくもったいない。今回、もち米の代わりにキヌア・もちきびを使ったのも、食感が似てるので試しに作ってみたら見事にマッチしたからなんです!ソムタム(青パパイヤを使ったタイ料理の定番サラダ)も、“青パパイヤ”がなかなか手に入らなければ、“切り干し大根”で代用できます。アレンジ次第で、本格的な味わいはいくらでも楽しめるんですよ」(両角舞さん)
自由な発想とアイデア次第で、意外な食材が主役として大活躍する“アジアごはん”。まずは、作ることを楽しんでみることが、これまで口にしたことのない新たな味わいに出会える秘訣なのかも。ぜひ、ご自宅でも試してみてくださいね♪
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教えてくれた人
タイ料理研究家・フードコーディネーター
両角舞さん
料理人として10年間修行を積んだ後、フードコーディネーターに転身。某専門学校で調理講師を務める。タイのハジャイ、バンコクでは、レストランの立ち上げ(メニュー考案、調理)に携わる。現地での生活経験を活かし、現在はタイ料理研究家として活動中。各地で行われるタイ料理教室も人気。著書に『塩ヨーグルト完全使いこなしレシピ80』(世界文化社)がある。
Instagram料理人として10年間修行を積んだ後、フードコーディネーターに転身。某専門学校で調理講師を務める。タイのハジャイ、バンコクでは、レストランの立ち上げ(メニュー考案、調理)に携わる。現地での生活経験を活かし、現在はタイ料理研究家として活動中。各地で行われるタイ料理教室も人気。著書に『塩ヨーグルト完全使いこなしレシピ80』(世界文化社)がある。
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