レシピ 2018.04.23
自宅で上手にできる「春巻き」レシピ・巻き方や揚げ方のコツを紹介!
大人から子供まで人気の定番中華「春巻き」。パリッパリの香ばしい皮と、じゅわっとジューシーな肉や野菜。写真を見ただけで食べたくなっちゃいますよね。
ただ、揚げ物ってちょっとハードルが高くて 「一度は挑戦してみたいけど…」なんて、躊躇する人も少なくないはず。
でも!コツさえつかめば、意外と簡単なんですよ!
そこで、今回は「自宅で春巻きを上手に作るコツ」をご紹介します。教えてくれるのは、老舗の中華料理店で修行していたことがあるという料理家の今井亮さん。
もともと、春に新芽を出す野菜を具にしていたことから名付けられたとも言われる「春巻き」。英語圏では春巻きは「spring roll」と呼ばれますよね。“春を巻く”ってなんだか素敵!
それにちなんで、今回は春野菜を使ったオリジナルの春巻きレシピを考案いただきました♪
|レシピ手帖|
サクッと歯ごたえ抜群!「鯛と春野菜の春巻き」
【調理時間】
30分
【材料】 ※4本分
・鯛の切り身…1切れ
・菜の花…50g
・春キャベツ…2枚
・新玉ねぎ…1/4個
※もちろん、普通のキャベツ&玉ねぎでもOK!
・春巻きの皮…4枚
・塩、サラダ油…適量
・水溶き薄力粉…大さじ3 (粉2:水1の割合で溶く)
・山椒塩…適量
※もちろん、普通の塩でもOK!
【A】
しょうゆ…小さじ2
オイスターソース…小さじ1
酒…小さじ1
【作り方】
1.食材を切る(菜の花は2等分、キャベツは一口大、新玉ねぎは薄切り、鯛は棒状に4等分に切り、塩を振りかけておく)
2.フライパンを熱し、鯛の皮目にさっと焼き色を付けたら取り出す。
3.サラダ油を熱し、具材(菜の花・キャベツ・新玉ねぎ)を加え、中火で1分ほど炒めたら【A】を加える。
<POINT!>
鯛は揚げる時の熱で火は通るので、このタイミングでは皮目だけ焼けばOK!
4.具材を巻く
【巻き方のコツ】
①まな板に春巻きの皮を置き、炒めた野菜と鯛を乗せる。今回は約1/4量の具材を乗せますが、巻いた時に具材がはみ出ないくらいが目安です。
(春巻きの皮には裏表があるので注意!揚げた時にツルっとした表面に!)
②まずは手前側の角で具材を包み込むように折ったら、他の輪郭部分に水溶き薄力粉をつける。
(水溶き薄力粉で隙間なくくっつけることで、中身が漏れずに揚げることができます)
③左右の角を中央に向けて折る。
④手前からくるくると巻いて完成!(皮の重なりを均一にすることで、揚げる時にムラなく仕上げることができます)
5.フライパンに揚げ油を3cmの高さまで入れる。170度(菜箸を入れると、泡が絶え間なく浮かび上がるのを目安に!)に熱し、春巻きを5~6分ほど、きつね色になるまで揚げたらできあがり。(高温で二度揚げすると、歯ごたえがさらにアップ!)
<POINT!>
バットで油を切るときは、春巻きを“立てかける”ようにしておきましょう。こうすることで油がよく切れ、カリッとした仕上がりに!
春の旬食材がたっぷりと詰まった鯛の熱々の春巻きができあがり!一緒にいただく汁物には、スルスルっと食べられる「にゅうめん」がおすすめ。パリパリ&ジューシーに仕上がった春巻きは、おつまみやお弁当のおかずにもぴったりです。
春巻きの魅力は、「何でも包める」ところ。今回のような魚や野菜はもちろん、肉やえび、さらにはチョコなんかも包んで揚げればおいしく食べられるそうですよ。料理初心者でも上手に作れるコツはありますか?
「具材が漏れないように、しっかりと皮をくっつけること。そして、均等な厚みになるように整えること!この2つのコツさえ覚えておけば、簡単においしく作れますよ。夏はとうもろこし、秋ならきのこなど。その季節の旬食材を自由に使って、春巻き作りを楽しんでみてください!」(今井 亮さん)
ちなみに春巻きの皮が余ったら、細かく切って焼売の皮にしたり、揚げてサラダのトッピングにするのがおすすめだそう。
旬の食材だけでなく、好みの食材を自由に組み合わせた“オリジナル春巻き”に挑戦してみては? レシピの幅がさらに広がるはずです♪
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教えてくれた人
料理家
今井亮さん
料理家。高校卒業後、京都の中華料理店で修業。現在は自宅での料理教室「亮飯店」を主宰。雑誌や書籍などうぞ幅広く活動中。近著に(愛しのから揚げレシピ94)などがある。
Instagram料理家。高校卒業後、京都の中華料理店で修業。現在は自宅での料理教室「亮飯店」を主宰。雑誌や書籍などうぞ幅広く活動中。近著に(愛しのから揚げレシピ94)などがある。
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