レシピ 2019.06.19
サバ缶が上品なお椀に! みそ汁の伝道師・瀬尾幸子さんが教えてくれた「サバ缶のすまし汁」
暑い日が続くと、食欲が落ちてしまう人も多いのでは? 一方でオフィスは冷房が効いていて、体は冷えるし胃腸もなんだか元気がない……なんてことも。
そんなときにオススメなのが、サバ缶を使ったお椀メニュー。とってもシンプルな材料で、心も体もホッとする上品なすまし汁ができちゃいます!
教えてくれるのは、著書『みそ汁はおかずです』(学研プラス)が料理レシピ本大賞を受賞し、ベストセラーになったことでも有名な料理研究家の瀬尾幸子さんです。
|レシピ手帖|
だし汁を使わずに驚くほど風味豊か!「サバ缶のすまし汁」
【時間】20分
【材料】…2人分
・サバの水煮缶…1缶
・水…3カップ(600cc)
・大根…10cm
・にんじん…1/2本
・長ねぎ…1本
・しょうが…ひとかけ(10g)
・塩…小さじ1/4
・しょう油…小さじ2
【作り方】
1.大根、にんじん、しょうがは細切りに、長ねぎは斜めの薄切りにします。
<POINT!>
硬い食材は薄めに、柔らかい食材は厚めに。火の通りが均一になるよう、具材の大きさもできるだけ揃えましょう。
2.鍋に水と調味料以外の材料をすべて入れ、中火で煮ます。サバ缶は汁ごと入れましょう。
3.具材に火が通り柔らかくなったら、塩・しょう油を加えて味を整えます。これで『サバ缶のすまし汁』の完成!
<POINT!>
調味料を加える前に味見をしてから、足りない味を加えるようにしましょう。素材の味と香りを損なわないためのひと手間です。
味付けは塩のみ、しょう油は風味づけとしてほんの少し加えるだけ。サバと野菜のだしがしっかりと効いていて、やさしく染み入ります。
今回はこのすまし汁にアマノフーズの『フリーズドライそうめん』を加えて、“サバにゅうめん”にアレンジしました。お鍋で茹でなくても、そのままお椀に入れるだけでもOK!
つるんとしたのどごしで、食欲がないときでもおいしく食べられそうです。
食材を切って、煮て、味を整えるだけ。誰でも失敗なく作れるすまし汁。めんどうな工程はないのに上品なつみれ汁のような味わいでした。健康でいるために食事は基本中の基本。だからこそ、自分で料理し食事を整えることが大切だと瀬尾さんは言います。
ご飯と具だくさんの汁物があれば、それだけで立派な食事になります。簡単でおいしい汁物レシピを覚えて、毎日の食卓を彩りましょう!
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教えてくれた人
料理研究家
瀬尾幸子さん
「頑張りすぎず、毎日作れる料理」をテーマに、雑誌・書籍・テレビなどで活躍。料理初心者の人でも失敗しないくらい簡単でおいしい“ラクうまごはん”レシピを提案。2017年発売の『みそ汁はおかずです』(学研プラス)は料理レシピ本大賞を受賞し、10万部以上の大ヒットに!
「頑張りすぎず、毎日作れる料理」をテーマに、雑誌・書籍・テレビなどで活躍。料理初心者の人でも失敗しないくらい簡単でおいしい“ラクうまごはん”レシピを提案。2017年発売の『みそ汁はおかずです』(学研プラス)は料理レシピ本大賞を受賞し、10万部以上の大ヒットに!
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