お弁当を作る時、主菜や副菜、サラダなど何品も用意するとなると大変ですよね。でも、頑張りすぎなくていいんです！

 

今回は2品作って完成しちゃう簡単弁当のメニューをご紹介します！  教えてくれるのは、家族のために毎日のようにお弁当を作り、そのお弁当写真が今話題のMAYAさん。食欲そそそるお弁当が大人気でお弁当のレシピ本も多数出版されています。

 

中でも注目を集めているのが「冷凍弁当」。弁当を弁当箱のまま丸ごと冷凍するという斬新な方法です。食べる時は弁当箱ごとレンジでチンするだけ！  冷凍弁当に使えるレシピや冷凍弁当ならではの味付け、詰め方テクを紹介したレシピ本『まるごと冷凍弁当』（宝島社）も出版されています。

 

MAYAさんは単身赴任中の旦那さんのために、毎週1週間分の冷凍弁当を冷凍便で送っています！ 「旦那さんには『今週の分はまだ？』と催促されます。笑」とMAYAさん。外食が苦手な旦那さんにとって、MAYAさんのお弁当は毎日の楽しみなんですね。

 

小さいころから食べることや料理が大好きだったMAYAさんは、中学時代から自分のお弁当を作って学校に持っていたのだそう。そんなMAYAさんのお弁当作りのモットーは「ラクしてできるおいしい弁当」。

 

今回はMAYAさんのご家族も大好きだという「しょうが焼き」弁当を紹介してくれました。しょうが焼きと聞くと「豚肉」を使うイメージがありますが、MAYAさん流は「鶏もも肉」のしょうが焼き。中はしっとりジューシー、外はパリパリ食感に仕上げるコツも教えてくれました。野菜もたっぷり入っているので、彩りよく仕上がりますよ。

 

｜レシピ手帖｜

中はしっとり！ 外はパリッと！ 鶏のしょうが焼き弁当

 

【時間】…15分（漬け込み時間除く）

【材料】…2人前

 

＜主菜＞鶏のしょうが焼き

・鶏もも肉…1枚（200g）

・ピーマン…1個

・玉ねぎ…1個

【A】調味料

・しょうが…1片（すりおろす）

・しょう油…大さじ1

・砂糖…大さじ1

・酒…大さじ1

・ごま油…大さじ1

 

 

＜副菜＞ピリ辛味玉

・卵…2個(冷蔵庫から出して常温に戻しておく)

【B】漬けだれ  

・コチュジャン…小さじ1

・めんつゆ（3倍希釈）…大さじ1

・オイスターソース…小さじ1

 

＜前日の晩にピリ辛味玉を作っておく＞

1.沸騰したお湯に卵を入れて9分ゆでたら冷水に取り、殻をむきます。

 

2.1をBを混ぜ合わせたタレに漬けます。冷蔵庫で一晩置いておくと味がしっかり染み込みますよ。

 

<鶏のしょうが焼きを作る>

1.ピーマンはヘタとわたを取って縦半分に切ってから1cm幅に。玉ねぎは皮を剥いて1cm幅に切ります。

 

2.フライパンを熱し、ごま油大さじ1を入れ、鶏肉の皮目を下にして中火で焼く。

 

＜POINT＞

フライパンより小さめの蓋などで軽く抑えて焼くと、中までしっかり火を通すことができます。

 

3.皮目がこんがり焼けてきたら裏返して弱火にし、フライパンの手前に野菜を入れて炒めます。

 

4.野菜がしんなりしてきたらAの調味料を入れて全体によく絡めます。

 

タレまでおいしい！ しょうが焼きのっけ弁当の詰め方

1.鶏肉はしっかりと冷ましてから、2cm幅にカットします。

 

＜POINT＞

しっかり冷めてからカットすると、崩れることなくきれいにカットできます。

 

2.お弁当箱の半分にご飯を入れ、もう半分に野菜を詰めます。

 

3.鶏肉はご飯と野菜の間に横断するように、斜めに並べます。

 

4.お弁当の脇に、半分にカットしたピリ辛味玉を添えて完成！

 

しょうが焼きのタレがしみこんだご飯もおいしいので、あっという間に完食してしまいます♪

 

ほんのりしょうがの風味が香る甘辛味のしょうが焼きには、だしが効いた「金のだし　なめこ」を合わせました。学校やオフィスにお弁当と一緒にフリーズドライのおみそ汁を持っていけば、満足度UP！

 

1つのフライパンで野菜もお肉も焼けるので、忙しい朝でも楽チン！ 「彩りや栄養バランスを意識して、お弁当に野菜は入れるようにしているんです。」とMAYAさん。旦那さんやお子さんへの愛がたっぷり詰まったお弁当でした。

 

ぜひ明日のお弁当作りの参考にしてみてはいかがでしょうか？

 

＜写真/パタヤナン・ワラット（vvpfoto）＞