レシピ 2020.01.24
“魔法の調味料”マジックペーストが決め手!「ココナツミルクグリルチキン」
ジューシーでぷりぷりの鶏もも肉料理といえば唐揚げ。ですが、毎回同じメニューでは食卓もマンネリ化しちゃいますよね。そんな時は、ちょっと趣向を変えてエスニックなグリルチキンを作ってみませんか?
目黒のタイ料理レストラン「みもっと」の店主・みもっとさんが教えてくれたのは、ココナツミルクと“マジックペースト”に漬け込んだ「ココナツミルクグリルチキン」です。
タイの専門学校やホテルで修行したみもっとさんのレシピは、洗練されたタイの味! 調理の手順もシンプルなので、覚えておくと便利な一品ですよ♪
|レシピ手帖|
マイルドなコクと香ばしさがたまらない! 「ココナツミルクグリルチキン」
【時間】…30分(漬け込み時間は除く)
【材料】…2人分
・鶏もも肉…2枚(600g)
<マリネ液>
・特製マジックペースト(※)…大さじ1
・ココナツミルク…大さじ4
・ハードリカー(ジンやウォッカ)…大さじ1
・シーユーカオ(タイのしょう油、なければ「出汁しょう油」または「しょう油」で代用)…大さじ2
・オイスターソース…大さじ1
※みもっとさん直伝! 特製マジックペースト
・パクチーの根…大さじ1と1/3
・にんにく…大さじ1と 1/3
・白コショウ…小さじ1
【作り方】
1.マジックペーストを作ります。パクチーを根元から1cmくらいのところで切り、根の中心にある芯を取り、みじん切りにします。にんにくも芯を取りみじん切りに。すり鉢の中に白コショウ→パクチーの根→にんにくの順に潰しながらペースト状にしていきます。
<POINT!>
パクチーの根の中心にある固い部分が芯です。触るとわかるので、指で確認しながら取り除いてください。白コショウは粒タイプの方が香りが良いですが、なければ粉タイプでもOK 。
2.マリネ液の材料をよく混ぜます。バットにひと口大に切った鶏もも肉を入れてマリネ液を加え、30分漬け込みます。
3.フライパンに2で漬け込んだ鶏肉を皮目を下にして敷き詰めます。フライパンに蓋をして、弱火で15〜18分じっくり焼きます。裏返して2分、中まで火が通ったら完成! 手作りスイートチリソースをつけて召し上がれ♪
ココナツミルクのコクと、香ばしさが口いっぱいに広がりつい手が伸びてしまいます。ビールのおつまみにもぴったりです! 今回はスキレットを使いましたが、オーブンで焼いてもOK。オーブンで調理する場合は皮目を上にすると、カリッとした食感に仕上がります。
「本来は炭火で焼く料理なんです。直火で焼くと、香ばしい香りがアップしてさらにおいしくなりますよ。」とみもっとさん。アウトドアなどでぜひ試してみたい方法ですね。
これだけでも十分しっかり味がついておいしいですが、甘酸っぱい「スイートチリソース」をつけて食べるとまた違った味わいが楽しめます。市販のスイートチリソースでもOKですが、今回はみもっとさんが手作りスイートチリソースの作り方を教えてくれました。
<スイートチリソースの材料>
・米酢…80cc
・砂糖…120cc
・赤ピーマン…1個
・にんにく(みじん切り)…大さじ1
赤ピーマンとみじん切りにしたにんにくを潰し、材料を全て鍋に入れたら5分ほど煮詰め、とろみがついたら完成。手作りすることで、より風味豊かな味わいになりますよ! 手軽に手に入る材料でできるのでぜひ挑戦してみては?
<POINT!>
赤ピーマンをホットチリに変えれば、スパイシーで本場の味わいに!
「ココナツミルクグリルチキン」に添えたのは、マッシュルームの芳醇な香りあふれる『The うまみ マッシュルームスープ』。エスニックな香りのグリルチキンと、まろやかな風味のスープのマリアージュが楽しめます。
そしてこのグリルチキンに欠かせないのが“マジックペースト”。あまり馴染みのない名前ですが、実はタイ料理に欠かせない調味料。パクチーとにんにくの香りが、肉や魚介の臭み消しにもなるんだとか。
みもっとさんは一度にたくさん作って冷凍保存しているそうですよ。ひき肉や、海老のすり身に加えれば、たちまちタイ風のミートボール、海老カツの出来上がりです♪
魔法の調味料“マジックペースト”を常備しておけば、あっという間にできちゃう「ココナツミルクグリルチキン」。ぜひ新しい定番レシピに加えてみてくださいね♪
<写真/パタヤナン・ワラット(vvpfoto)>
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教えてくれた人
タイ料理レストラン「みもっと」店主、タイ料理教室「おいしみ研究所」主宰
みもっとさん
タイ移住時に現地でタイ料理を学ぶ。2012年よりおいしみ研究家・みもっととして活動スタート。料理教室や、ケータリングも人気。2019年6月“お箸でいただく”タイ料理レストラン「みもっと」を目黒にオープン。カレーペーストから手作りするオーセンティックなタイ料理と、ナチュラルワインがおいしいと話題になっている。
HP / レストランInstagram / 料理教室Instagramタイ移住時に現地でタイ料理を学ぶ。2012年よりおいしみ研究家・みもっととして活動スタート。料理教室や、ケータリングも人気。2019年6月“お箸でいただく”タイ料理レストラン「みもっと」を目黒にオープン。カレーペーストから手作りするオーセンティックなタイ料理と、ナチュラルワインがおいしいと話題になっている。
HP / レストランInstagram / 料理教室Instagram
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