レシピ 2020.02.19
オレンジの甘みと酸味がポイント! 食感も楽しい「イワシとパン粉のパスタ」
旬の果物や野菜をシンプルにおいしく、そして美しく仕上げた1皿がインスタグラムで大人気のscalesさん。アイデアあふれる食材の組み合わせや調理法は、scalesさんの創造性の豊かさを感じます。
昔から目新しい料理が好きで、イタリアやタイ、インドなど世界各国の料理に興味があり、カレーはスパイスから作るほど料理にこだわりがあったといいます。
インスタグラムに最初に投稿したのは「ホタルイカと春菊のジェノベーゼ」。意外な食材の組み合わせに、当時は周りからも驚かれたそうです。
そんなscalesさんが今回紹介してくれるのは、イタリア・シチリアの郷土料理「ベッカフィーコ」をパスタにアレンジしたレシピ。「ベッカフィーコ」は、レーズンやアーモンドをパン粉と一緒に混ぜ、開いたイワシで包み込んで焼くという料理です。
イワシの旨味とカリッと香ばしい食感を楽しめる「ベッカフィーコ」をパスタに変身させます♪ scalesさんの遊び心あふれる1皿をぜひ作ってみてください!
オレンジの爽やかな甘みがアクセント! ベッカフィーコ風イワシとパン粉のパスタ
【材料(2人前)】
・イワシ(フライ用の開きにしてあるもの)…3尾
・パスタ…180g
・アンチョビ…1切れ
・パン粉(乾燥タイプ)…1/2カップ
・オレンジ…1/4個
※できれば無農薬のものがおすすめ
・ローズマリーの枝…1本
・レーズン…小さじ2
・アーモンド…大さじ1
・にんにく…1片
・パルミジャーノチーズ…大さじ1(すりおろす)
・塩コショウ…少々
・オリーブオイル…適量
【下準備】
・オレンジは実を取り出し、手でちぎっておく。
・イワシの背びれは後ろから前方向に引っ張って取り除き、ぶつ切りにしておく。
※中骨が気になる方は包丁ですいて取り除いておきましょう。
・にんにくは皮をむいてみじん切りにする。ローズマリーは葉の部分をみじん切りに。アーモンドとレーズン、アンチョビは粗みじん切りにしておく。
【作り方】
1.パスタを袋に表示された時間通りにゆでる。
2.フライパンにオリーブオイルをやや多めに敷いて温め、にんにくを入れる。にんにくの香りが出たらイワシを加え、木べらで身をほぐすように混ぜながら炒める。
3.イワシに火が通り色が変わったら、レーズン、アーモンド、ローズマリー、アンチョビを加えて混ぜ合わせる。さらに、オレンジ果肉も加えて、粒がばらばらになるように木べらで潰しながら混ぜる。
4.3にパン粉を入れ、パルミジャーノチーズをすりおろしながら加える。
5.4に湯切りしたパスタを加え、塩コショウで味をととのえたら完成!
ほろほろに崩れたイワシの旨味とオレンジの上品な甘みがパン粉に染み込んだ味わい深いパスタが完成。ほんのり香るローズマリーの爽やかな香りもポイントです。
みじん切りにしたアーモンドやレーズンがアクセントになり、食感も楽しめます。それぞれの食材の個性を活かして、複雑味を味わえるパスタ。噛むごとにおいしさが口いっぱいに広がりますよ!
魚介とフルーツという意外な組み合わせの新感覚パスタが自宅で簡単に作ることができます。
程よい酸味の効いたパスタには、コーンのマイルドなコクがおいしい「Theうまみ 粒コーンとポテトのポタージュ」を合わせました。フライパンでさっと炒めるだけでできる、おしゃれなパスタ。ワインと一緒にディナーの1品にもおすすめです。
「イタリアには、各家庭オリジナルの名もなきパスタが星の数ほどあります。今回はそんな“お家パスタ”をイメージしました」とscalesさん。
ベッカフィーコをベースに作った「イワシとパン粉のパスタ」で新しい味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか?
本日の一品
具材に注目した、あふれる「うまみ」のコーンポタージュです。粒スイートコーンとダイス状にカットしたポテトなど4種の野菜を使用した、コーンの旨味あふれる一杯に仕上げました。
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教えてくれた人
料理研究家/インスタグラマー
scalesさん
神奈川県生まれ。Instagramでも人気を集める、料理研究家。著書『ハーブのひと皿』『果物のひと皿』『チーズのひと皿』(立東舎)が発売中。
Instagram神奈川県生まれ。Instagramでも人気を集める、料理研究家。著書『ハーブのひと皿』『果物のひと皿』『チーズのひと皿』(立東舎)が発売中。
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