レシピ 2020.08.27
5分でできる! 簡単夏のおつまみ「たこときゅうりの薬味梅麹和え」
夏の旬野菜きゅうり。味噌をつけてそのまま食べたり、ぬか漬けにしてもおいしいですが、薬味と組み合わせると彩りがアップして小料理屋さんで出てくるような一品に! 味の決め手は「塩麹」なんです。
塩の代わりに塩麹を使うだけで味わいアップ
料理家の橋本彩さんは、大のお酒好き。開発しているレシピは、ご飯のおかずだけでなく、お酒のお供にもぴったりな“おつまみ”がたくさん。今回教えてくれるレシピは塩麹を使った、冷酒に合いそうな和え物です。
橋本さん:「塩麹は塩より甘みがあって、塩辛くないのが特徴。塩を塩麹に変えるだけで、味がまろやかにまとまります。今回は梅干しと組み合わせてさっぱりと仕上げます」
冷蔵庫で眠らせがちな塩麹ですが、いろんな使い方ができるんですね! では「たこときゅうりの薬味梅麹和え」の作り方を教えてもらいましょう。
味付けは塩麹と梅干しだけ!「たこときゅうりの薬味梅麹和え」の作り方
たこときゅうりの薬味梅麹和えのレシピ
(料理監修 / 橋本 彩)
- 材料(2人分)
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・たこ…80g
・きゅうり…1本
・みょうが…2個
・大葉…5枚
・梅干し…1個
・塩麹…小さじ2
・オリーブ油…小さじ2
5分
作り方
みょうがは斜め薄切り、大葉は千切り、たこは薄く削ぎ切りにします。
梅干しは種を取り除いて包丁で叩きます。
POINT
味がよく馴染むように、ペースト状になるまで叩きましょう。
きゅうりは食べやすい長さに切ってから包丁の背で潰し、手で縦に割ります。
全ての材料をボウルに入れ、塩麹とオリーブ油を加えてよく和えたら出来上がり。
POINT
ボウルの端で調味料を先に混ぜてから、全体を和えると味がよく絡みます。
わずか5分ほどであっという間に完成した「たこときゅうりの薬味梅麹和え」。夏を感じる薬味の香り、塩麹のまろやかな甘み、オリーブ油のコク、梅の酸味が合間って“冷や”が進みそうな一皿です。
夏の味わいを存分に楽しめる和え物に「ほぐし身入りかに雑炊」を添えました。このレシピは、おつまみとしてだけでなく副菜としてもオススメです。
橋本さん:「私が紹介しているレシピは基本定番食材で作るものばかり。今回のレシピは、切って和えるだけなのでとっても簡単。“1品足りないな”と思った時にすぐ作れますよ」
数分で作れるおつまみレシピを覚えておけば、おうち居酒屋が楽しくなりそう! 今回は梅干しを使いましたが、ごま油とポン酢と合わせれば“塩麹ドレッシング”にアレンジできます。アレンジ自在な塩麹もぜひ活用してみてくださいね。
写真/山田健司
本日の一品
直火で炙ったかにのほぐし身をたっぷり加えた雑炊。国産米を魚介や野菜の出汁てじっくり炊き、沖縄の塩シママースで優しく味付けしています。
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教えてくれた人
料理系メディアの運営会社でレシピ開発や料理撮影に携わった後、料理家として独立。結婚を機に、夫が喜ぶ家庭料理を研究するように。料理初心者でも誰かに作ってあげたくなる、簡単ボリューミーな家庭料理を得意とする。instagramでは家族のふだんの食事を発信。1つの投稿の中に料理の工程をのせて紹介する「スワイプレシピ」も人気。
Instagram / 週末ふうふじかん
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