レシピ 2021.05.10
味付けはヨーグルトでさっぱり! デリ風「スモークサーモンのヨーグルトポテトサラダ」
毎日の食卓を楽しくしてくれる定番のおかず、なかでもポテトサラダは小さなお子さんから大人まで大好きなメニューです。材料と調味料の組み合わせで、さまざまなアレンジレシピを紹介している、料理研究家のウエキトシヒロさんにちょっとスペシャルなポテトサラダを教えてもらいました。
“男性の家庭料理”を目指して!
楽しい料理も毎日となると、「今日の夕飯何を作ろう…」と悩んでしまう時もありますよね。ウエキさんは、ご家庭で毎日の料理を担当しているそうですが、その悩みをどう解決しているのでしょうか?
ウエキさん:「子どもの離乳食は妻が作っているのですが、大人用の食事は全て僕が作っています。メニューは妻から『これが食べたいな』とリクエストが出るので、それに沿って作ることが多いですね。妻からのリクエストを受けて、今まで作ってきた料理にアレンジを加えながら献立を考えます」
ご自身が目指している「男性の家庭料理」を実践しているウエキさん。家事も家族でシェアすることで、みんなが暮らしやすい社会を実現したいとウエキさんは語ります。
ウエキさん:「『料理のジェンダーフリー』と言葉にするのは簡単ですが、考えれば考えるほどアクションに起こすのは簡単ではありません。家事も仕事も、得意な人が担当できる家庭や社会になっていけたらいいですよね」
得意な人が得意なことをする、苦手なことは相手に頼る。そんな世の中になったら、男女関係なく暮らしやすくなるはず!
ウエキ家の料理担当でもあるウエキさんには、家庭料理の定番・ポテトサラダを作ってもらいます。マヨネーズではなくヨーグルトを使い、スモークサーモンを加えた、ちょっとスペシャルなポテトサラダです。マンネリ化しがちなサラダレパートリーの参考にしてみてくださいね。
ヨーグルトを使ってさっぱりと! 「スモークサーモンのヨーグルトポテトサラダ」
「スモークサーモンのヨーグルトポテトサラダ」のレシピ
(料理監修 / ウエキトシヒロ)
- 材料
-
・じゃがいも…500g(中4〜6個)
・スモークサーモン…4切れ
・玉ねぎ…1/8個
・グリーンリーフ…1〜2枚程度 ※レタスでもOK
・グリーンオリーブ…8粒<調味料A>
ヨーグルト…80g
粒マスタード…大さじ1
塩…小さじ1/4
30分
作り方
じゃがいもは皮をむき、2cm幅にざく切りにします。沸騰したお湯でじゃがいもを10分ほど茹でます。茹でたじゃがいもの水分を切ったら、ボウルに入れ、形が残る程度に粗めに潰します。
POINT
じゃがいもは、粗めに潰すと食感が楽しめます。
じゃがいもを茹でている間に、他の材料の下ごしらえ。スモークサーモンを食べやすい大きさに切ります。玉ねぎはスライスし、水にさらしておきます。グリーンリーフは手でちぎり、グリーンオリーブは半分に切っておきます。
1のじゃがいもが入ったボウルに、2の全ての材料を入れます。Aを加えてよく混ぜ合わせたら完成です!
POINT
じゃがいもが潰れないように、全体をさっくり混ぜ合わせましょう。
スモークサーモンとオリーブがアクセントになったポテトサラダは、副菜としてはもちろんワインのお供にも◎。
ヨーグルトで味付けしてさっぱりと仕上げた、ちょっと大人なポテトサラダは完熟トマトの旨みが詰まった「Theうまみ 揚げなすの完熟トマトスープ」とぴったり。スープとポテトサラダでアペロが楽しめちゃいます!
ウエキさん:「日本のポテトサラダはしっかりとじゃがいもを潰して滑らかな食感にしますが、フランスでは、マッシュせずゴロゴロとした仕上がりにすることがほとんどなんです。今回作ったポテトサラダはその中間くらい。なめらかさとゴロっとした両方の食感が味わえます」
味付けはヨーグルト、粒マスタード、塩だけ。シンプルな調味料で、欧風のポテトサラダになりました。いつものポテトサラダに飽きたら、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
本日の一品
具材に注目した、あふれる「うまみ」の揚げなすのスープです。とろっとした食感が楽しめる揚げなすを使用し、相性の良い完熟グリルトマトと完熟トマトペーストで濃厚な味わいの一杯に仕上げました。
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教えてくれた人
食材と調味料の組み合わせを変えるだけで、アレンジの幅がぐっと広がるレシピがSNSでも話題。料理が苦手な人でも簡単に作れる『在宅楽飯』をきっかけに「食のジェンダーレス」を提唱。著書に『在宅楽飯』(大和書房)、『とりあえず野菜食BOOK』(学研プラス)など。
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