レシピ 2016.04.25
夏井景子さんの愛用品|自己流DIYでつくる簡単かわいい「オイルポット」
“季節のごはん”やキムチ作りの料理教室も主催する、料理研究家の夏井景子さん。独自のアレンジでマンネリ化しがちな家ごはんに新鮮さを与えてくれる彼女。そのアイデア力は、使う調理道具にも生きています。
本日は一例として、夏井さんが普段愛用しているオイルポットをご紹介します。実はこのオイルポットを見て参考にする生徒さんがたくさんいるのだとか。その使い方アイデアにご注目ください。
ホーローポット+じょうごで自己流カスタム
オイルポットは、天ぷらやフライなどの揚げ物で使った油を保存するために使われるもの。一般家庭ではよく見られますが、こんなにかわいいオイルポットはなかなかお目にかかりませんよね。どこで見つけたのかと聞いてみたところ、なんと夏井さんのアイデアで組み合わされたカスタム品だったんです。
「実はこれ、オイル専用の容器ではなくて、ただのホーローポット。市販のオイルポットは1人暮らし用で使うには大きすぎて、ちょうどいいサイズのものをずっと探していたんですよね。ある時、ふとこのポットの大きさがオイルポットとしてちょうどいいことに気づき、持っていたじょうごを組み合わせてオイルポットにしてしまいました(笑)」
使い方はとてもシンプル。じょうごの上にろ紙を敷いて、使い終えた油を注ぐだけ。1リットルほどの小ぶりなサイズで、物が多くなりがちなキッチンでも邪魔になりません。
「かき揚げ」で実践!
よく見るオイルポットは、サイズが大きめで両手で持たないと作業が大変。でも、このオイルポットなら片方に取っ手が付いているので片手でサクサクと作業できます。実際に揚げ物を作り、このオイルポットを使用してもらいました。
本日作るのはサクサク感がたまらないかき揚げ。使用するのは、アマノフーズの「フリーズドライ グリーンピース」(現在は販売終了)と「フリーズドライ そうめん」です。どちらもお湯だけで戻せるので、今回は手軽にできる時短アイテムとして使用します。
フリーズドライ グリーンピース(現在は販売終了)
作るのは、お湯で戻した「フリーズドライ グリーンピース」(現在は販売終了)とにんじん・玉ねぎ・桜エビのかき揚げ。
鍋に入れた瞬間、じゅわじゅわっといい音が。さっと揚げて…
カラッと揚がったら軽く塩を振り、お湯で戻した「フリーズドライ そうめん」の上に乗せてできあがり。
アツアツのかき揚げが乗った具だくさんそうめんの完成です。
この後、油がまだ汚れていなければ、ろ過してオイルポットで保存します。そして、さらにこのオイルポットの便利さを実感できるのが「油を捨てる時」だとか。
ホーロー製だからそのまま火にかけられる
このポットの夏井さん的イチオシポイントは「そのまま火にかけられるところ」。使えなくなった油を捨てる時は、固める必要がありますよね。固めるための処理剤は油を温めて使うため、鍋に移し替える人が多いはず。ですが、ホーローはもともと鍋に使われる素材なので、その手間をかけることなく火にかけて油を捨てることが可能。手間がかかる後処理も楽チンなんです。
「あと少しの工夫」を編み出す夏井さんのこだわりが、アイデアごはんを生み出しているんですね。ちょうどいいポットを見つけたら、あなたも自己流カスタムを楽しんでみては?
【愛用品の詳細】
オイルポット(+じょうご)
※価格不明
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教えてくれた人
料理研究家
夏井景子さん
新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
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