レシピ 2016.04.13
夏井景子さんの愛用品|陶芸家・吉田直嗣さんのカフェオレボウル
毎日食べたいほっこりごはんを提案する料理研究家の夏井景子さん。優しい味わいとカフェごはんのようなおしゃれな見た目が女ゴコロをくすぐります。
夏井景子さんは以前、原宿にあった『Annon cook』(現在は閉店)というカフェで店長をしていました。当時から、料理だけでなく盛りつける器にも非常にこだわっていたそう。そんなカフェ勤務時代に出会った思い出深い器が、今回ご紹介する吉田直嗣さんのカフェオレボウルです。
思い出深い、特別に作ってもらった2つのボウル
「カフェに勤務してから食器に興味を持ち始め、お給料が出るたびに好きな作家さんの器を一つ買うのが楽しみでした」と話す夏井さん。なかでも都内の器屋さんの「空音(くうね)」がお気に入りで、そこで初めて買ったのが陶芸家・吉田直嗣さんのお皿だったそう。
使い始めてからは、すっかり吉田さんの器の大ファンに!そこで、お店で使うカフェオレボウルを吉田さんご本人に依頼することに。その際、お店用とは別に“個人用に”と特別に作ってもらったのが写真の白い器です。「何にでも使える、コロッとしたシルエットが気に入っています」と夏井さんが言うように、手に持つとすっと馴染むフォルム。この収まり感の良さはクセになりそう。
スープ皿や小鉢用など、さまざまな料理で活用!
夏井さんは普段、カフェオレボウルとしてだけでなく、小鉢やスープボウルとしてもこの器を活用しているそう。夏井さんならではの使い方を伺ってみると、「にんじんのポタージュなど色鮮やかな色のスープは特に相性がいい。優しい白にオレンジ色が映えて目にもとても“おいしい”んです」と幸せそうな笑顔。
また、使い勝手のいいサイズ感もポイント。ドリンクだけでなく、ちょっと小腹が空いた時に嬉しい麺類にもちょうどいい大きさ。今回は、アマノフーズの「定番にゅうめん まろやか鶏だし」で実際に使ってみました。ほらね。お湯を注ぐとちょうど八分ほどの量できれいに収まるんです。
今も変わらず「一番好き」。吉田直嗣さんの器
吉田直嗣さんの食器を集めている夏井さんに、他の食器も見せていただきました。
カフェオレボウル以外、見事に大きさも形もばらばら。でも並べてみても違和感がないのが不思議です。
「私は同じ食器を2つセットで買うことがほとんどありません。色んな種類の食器があったほうが使っていて楽しいし、料理を並べた時も絵になります。デザインや形が異なる食器でも、並べてみると意外としっくりくるんですよ」と話す夏井さん。特に吉田さんの器は、ご自身の料理を何百倍もおいしく見せてくれるお皿だと言います。
初めて出会った時から、変わることなく「一番好き」な吉田直嗣さんの器。料理だけでなく、夏井さんの料理家としての人生にもそっと寄り添う最高のパートナーなのです。
【愛用品の詳細】
本日の一品
おにぎりなどに添えて手軽にお腹を満たすあっさり和風の麺入りスープ。喉ごしのいい岡山県手延べ素麺と国産具材を使用し、あっさりとした和風だしに鶏肉・水菜・かき玉・ぶなしめじの入ったやさしい味わいです。
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教えてくれた人
料理研究家
夏井景子さん
新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
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