レシピ 2016.04.18
夏井景子さんの愛用品|国立のかご専門店「カゴアミドリ」で出会った竹かご
素朴なのに新しい、そんなごはんに定評のある料理研究家・夏井景子さん。今回ご紹介するのは、夏井さんが普段使いしている足付きの竹編みかごです。
“かご”には、プラスチック製からワイヤー製のものまで、さまざまな種類がありますよね。なかでも天然素材を使ったかごは、どんなインテリアにも馴染むうえにそこにあるだけで絵になる優秀選手。夏井さん愛用のこちらのかごも、たくさんのお気に入りが詰まった一品です。
野菜の収納、食器入れ、洗濯かご…使い方はさまざま!
福島県いわき市の職人が一つひとつ丁寧に編み上げるこのかごは、もともと漁師が使う「万漁(ばんりょう)かご」として作られたもの。大量に水揚げされた魚の重さに耐えられる頑丈さと、チェック柄のような真竹編みの美しさが特長です。
漁業向けに作られたので、もちろん水にも強いんです。洗い終えた食器入れとして、洗濯ものかごとして活用するのもおすすめです。夏井さんは普段このかごの中に、かぼちゃや玉ねぎ、じゃがいも、にんじんなどをたっぷり入れて野菜収納用にしているのだとか。
大抵のかごなら、重さがかかると底が抜けてしまいそうですが、こんなにたくさんの野菜を入れて運んでもビクともしないそう。
「とにかく頑丈なのがいいところ。これとは別で、もう一つサイズ違いのかごを持っているんですよ。それは食器入れとして使ってもう5年経つんですが、作りがしっかりしているせいかまったく傷んだ様子はないですよ」と夏井さん。
置いてあるだけで、部屋の雰囲気をやわらかくしてくれる手編みのかご。さらに丈夫で実用性が高く、見た目にも美しい。まさにオールマイティな竹かごなんです。
出会いは、国立市のかご専門店「カゴアミドリ」
この竹編みかごとの出会いは、夏井さんが昔カフェで店長をしていた頃のこと。働いていたお店が主催するイベントに、東京都国立市にあるかご専門店「世界のかご カゴアミドリ」が参加していたのがきっかけでした。その時に一つのかごが目にとまり、収納用として一つ買ってみたところ、その使い勝手の良さに驚いたと言います。
すっかり気に入り、今度は「食器棚の上に置けるかご」を探しに再びカゴアミドリを訪れたところ、このかごをすすめられたのだとか。カゴアミドリは国内外の色んなかごを扱っていますが、なかでも丈夫さは福島県いわき市のこのかごが抜群。いわき市には竹細工や竹かごなどの伝統技が職人の手に受け継がれているのだそう。
丈夫さ、見た目、使い勝手。全部ほしいから
「頑丈さはもちろん、さらにポイントが高いのが“足付き”なところ。足付きのかごってあまり見かけないんですよね。足が付いていることでグラグラせず、安定感が増すんです」(夏井さん)
料理教室の主催やイベントのフードケータリングなど、重い荷物や食材を持ち運ぶ機会が多い夏井さん。「丈夫なら何でもいい」ではなく、「丈夫で、おしゃれで、使い勝手もいい」。味に妥協しないストイックな夏井さんらしさが、道具選びからも伝わってきます。
【愛用品の詳細】
福島県いわき市 足つきかご(深)
サイズ:約32x30cm、高さ 約18cm
価格:5,000円
-
教えてくれた人
料理研究家
夏井景子さん
新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP
いつものおみそ汁人気商品ランキング
※ランキングは2022年12月~2023年11月の弊社流通出荷実績です。