「キッチン道具」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか？

 

包丁・まな板・鍋…さまざまな道具がありますよね。そんななかでも、かなり地味（失礼！）な道具の一つが「ヘラ」ではないでしょうか？今回は、一部では熱狂的に支持されている“知る人ぞ知る”イイヅカのゴムベラをご紹介します。

 

ゴムベラなんてどれも一緒でしょ？なんて、思い込んではいけません。たかがゴムベラ、されどゴムベラ。微妙な違いが、手になじむかどうかを左右するんです。イイヅカのゴムベラを愛用する、フードスタイリストの岡本ゆかこさんにその魅力を語っていただきました。

 

 

イイヅカ製のヘラ、魅力は「しなり」

このゴムベラは、とにかく“しなり”が他のものと全然違うのだとか。

 

「ゴムベラは“しなり”がないと、混ぜる時にボウルの底と側面の間の生地をうまくキャッチできないんです。でも、イイズカのゴムベラ（商品名：ニュークリーンヘラ）はとても滑らかにしなり、生地をきれいにかき混ぜることができるんですよね」（岡本さん）

この日は、トマトジュースを加えたお手製パンケーキを作っていただきました。ボウルに入れた生地をまんべんなく混ぜるためには、ちょうどいいしなりが大切。岡本さんは、クセをつけるためにも手のひらで馴らして、ご自身の使いやすいヘラに変えていくのです。

 

フライパン返しとしても使える耐熱性

パンケーキの生地をフライパンへ流し込みます。そして、フライパンの前でゴムベラ片手にスタンバイ。このゴムベラは生地をかき混ぜるためだけでなく、フライ返しとしても活用できるのだとか！その理由は高い耐熱性にありました。

 

「イイズカのゴムベラは200度までならOKなので、フライパンで形を整えるときにも使って大丈夫。もちろん台所にはフライパン返しや木べらもありますが、一つで二役こなせるってやっぱり便利です。このゴムベラはもう自分のもうひとつの手のような存在ですね」（岡本さん）

焼きあがったパンケーキの上に、野菜・生ハム・クリームチーズ・玉ねぎを乗せて彩り豊かに。ほんのり優しい味の卵スープを隣に添えれば、立派な朝食のできあがり。生地にトマトジュースを加えた分、普通のパンケーキに比べてしっとり感が増しています。

 

「ゴムベラって、一見どれも同じに見えますよね。でも、使ってみると全然違う。しなりもそうだしデザインも、柄のところにくぼみがあるかどうかとか、曲線がボウルになじみやすいかとか…細かい違いで使い勝手が大きく変わるんですよ」（岡本さん）

 

混ぜる・炒める・焼くなど幅広く使える頼もしい1本は、今日も岡本さんの“もう一つの手”として活躍しています。

 

【愛用品の詳細】

株式会社イイヅカのニュークリーンヘラ（小）

価格：2,484円（税込）

http://www.izk.co.jp/