レシピ 2016.09.06
夏井景子さんの愛用品|買ってよかった!高知のオーガニックマーケットで買った「水切り竹」
パパッと作れて、ちゃんとおいしい。そんなレシピを提案する夏井景子さんのごはんは、1人暮らしや料理を時短したい人の味方。講師を担当する料理教室には、レシピや使う道具など夏井さんのアイデアを求めて生徒さんが集まります。
本日の愛用品は、そんな生徒さんたちにも人気の「水切り竹」。「もうひとつ買っておけば良かった」と夏井さんが惜しむ水切り竹とは一体どんなものなのでしょうか?
ワンコインで手に入れた出会い
3年前に高知県のオーガニックマーケットでたまたま見つけ、作家さんに勧められるまま買ってみたというこの水切り竹。夏井さんのキッチンでは、今やなくてはならない調理道具のひとつになっているのだそう。
「1つ500円と安かったのもあり、当時は興味本位で買ってみたんです。でも使い始めたらものすごく便利で。茹でた野菜をザルに上げる時などに本当に重宝しています」(夏井さん)
足のないザルを使うことが多いという夏井さんは、以前はボウルなどをザルの下に直接重ねていました。ですが茹でた野菜の場合、せっかく水を切っているのにボウルの底に溜まった水が野菜につき、野菜の色が悪くなってしまった経験があったそう。その不便さを解消し、なおかつどんな大きさのザルでも置けるこの水切り竹は、料理をスムーズにさせてくれる魔法のようなツールだったのです。
「豆腐の水切り」にすごく便利
「教室の生徒さんに感激されるのが、この竹を使うと豆腐の水切りが上手にできるところ」という夏井さんに、豆腐の水切りを実践していただきました。
意外と手間を取ってしまう豆腐の水切り。
機械のように神業的な何かが起こるわけではないですが、水切りをした時に、水が落ちるスペースに余裕があると、溜まってしまった量を気にせずに水切りができますね。この様子に取材メンバーからも「おお…!」と感嘆の声が漏れました。
「使い込みすぎて壊れてきたので、似たものを探してみたのですが、未だに「これ」というものに出会えません。その作家さんも当時はまだ作品を作り始めたばかりだったようで、数も少なかったですし、お名前も思い出せなくて…。あの時、もう一つ買っておけば良かったなぁと、後悔しています」(夏井さん)
もともとはきれいな円だったという水切り竹も、使いこんだ歳月を経てC型に。単体で見ると、何の変哲もない竹の輪ですが、夏井さんにとっては、これからも長く使い続けていきたい大切な料理のパートナー。
より使い込んで、使えなくなる前に、また奇跡の出会いがありますように。
【愛用品の詳細】
高知市内のオーガニックマーケットで買った水切り
参考価格:500円
-
教えてくれた人
料理研究家
夏井景子さん
新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP
いつものおみそ汁人気商品ランキング
※ランキングは2022年12月~2023年11月の弊社流通出荷実績です。