レシピ 2016.09.09
用途によって使い分けられる!高知の日曜市で出会った木のまな板
夏井景子さんは、ユニークなアイデアたっぷりのごはんを提案する料理研究家。料理に使うツールにも個性が溢れ、実用的かつ自分らしく道具を使いこなしていきます。今回ご紹介するのは、そんな夏井さんがお気に入りの3枚のまな板です。
一見ただの“板”にしか見えないまな板も、料理家さんにとっては神器の一つ。おいしいごはんを作るためには、まな板1枚選ぶのも手を抜けません。
ありそうでなかった理想の大きさ
魚、肉、野菜だけでなく、作る量によってもまな板を使い分けている夏井さん。ですが、なかなかちょうどいいサイズが見つからず、雑貨店を巡っては理想のまな板を探していたそう。そんな中、よく旅行で訪れる高知に行った時、ふらりと立ち寄った日曜市で売っていたのが、このまな板でした。
「一般的なまな板より縦の長さが短く、サイズがコンパクトなので狭い台所でも使いやすいところがお気に入り。一気に3種類のサイズを買って、いろいろな用途で使い分けています」(夏井さん)
一番小さなサイズのまな板は、「少量の具材を切るのに大きなまな板を使っていたら、片付けが手間」という理由から購入したもの。常に効率と時短を視野に入れた道具選びは、無駄な物を買わない“買い物上手”のヒントにもなりそうですね。
まな板は、肩こりも軽減できる木材がベスト
「以前、あまり切れない包丁とプラスチックのまな板で料理した時、手が痛くて料理が進まなくなって、終わった後に肩こりがひどくなってしまったことがありました。素材の違いで、体にもこんなに影響が出るんだとビックリ。それ以来、衝撃の少ない木材のまな板しか使わなくなりました」(夏井さん)
ただまな板に包丁を当ててみるだけでは、プラスチックと木材の感触の違いには気づきにくいですが、疲れや痛みは知らないうちに溜まってしまうもの。夏井さんのように、普段から料理をする機会が多い方にとっては、道具の素材も実用性を左右する、重要な要素のようです。
バゲットなど長さのあるものを切る時は大きいサイズのまな板で。食材の形や量によって使い分けできるのが魅力です。
デスクワークや家事などで疲れが溜まってしまうからこそ、まずはまな板を変えてみるのも“クオリティ・オブ・ライフ”の第一歩。健康と美容に効果的なごはんを大切にするなら、体にやさしい道具選びも始めてみませんか?
【愛用品の詳細】
高知市内の日曜市で買ったまな板
価格不明
本日の一品
野菜と果実をまるごと使ったスムージーに17種類のスパイスを加え、丁寧に仕上げたソース。かぼちゃとココナッツミルクのまろやかな甘味と、アーモンドのコクと食感が絶妙な美味しさを引き出します。
具材には、かぼちゃにアーモンドの他、いんげん、赤ピーマン、玉ねぎといった3種の野菜と鶏肉を使用。
手軽な昼食やアウトドアなどに、野菜とスパイスのチカラでとびきりの美味しさに仕上がったフリーズドライの本格カレーです。
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教えてくれた人
料理研究家
夏井景子さん
新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
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