レシピ 2017.01.13
口尾麻美さんの愛用品|「大同電気鍋(電鍋)」は台湾家庭のマストアイテム!
旅先で出会った、さまざまな国の料理本や食器を集めるのが好きという、料理研究家の口尾麻美さん。取材に訪れた自宅のキッチンには、心躍る“異国風景”が広がっていました。
そんな口尾さんのキッチンでひときわ存在感を放つのが、台湾の三種の神器「家電神器」にも選ばれており、台湾の一般家庭に一台はあるという大同電鍋(正式名称:大同電気釜)。どこか懐かしさを感じる、レトロなシルエットがかわいい一品です。
加熱と保温しかないアナログ感
「はじめは『アナログ感のある見た目がかわいいし、とりあえず大同電鍋買っておこうかな』くらいの気持ちでした。でも使いはじめたら想像以上に便利。台湾の方たちが一家に1台置いておきたくなる気持ちがわかります」と口尾さん。
日本でも昭和の時代、このシルエットに似た炊飯器が流行していましたが、この電鍋は今でも台湾で長く愛される台所のマストアイテムです。
見た目だけでなく、とてもシンプルな作りも魅力の一つ。釜に食材を入れ、つまみを下げたら勝手に調理を開始してくれるのです。
ある一定の温度になると勝手につまみが上がり、保温状態に。電気を切るスイッチはないので、保温を止めたい場合はコンセントを抜くしかないそう。近年は多機能な家電がたくさん発売されていますが、これは時代の流れに逆行するかのように超アナログ!
「電鍋はアナログなぶん、調理時間や温度が設定できないため食材がクタクタになってしまう時もあるんですけどね(笑)。でも、そうやって食材と対話できる感じとか、ちょっと不器用な感じがかわいくて好きなんです」と口尾さんはいいます。
ボタン一つで手間いらずな主婦のお助けマン
ご飯を炊いたり、煮込みや蒸し料理を作ったり、スープの保温に使ったり。アイデア次第で様々な使い方を楽しめる大同電鍋。
口尾さんは食材の下ごしらえに利用することが多いので、下茹でしておきたい食材を釜に入れ、つまみを下ろしたら別の料理へ。加熱したことを忘れていても、ガスコンロと違って火にかけすぎて焦げる心配もないのだそう。
この他にも、時間がかかりそうでつい敬遠してしまうブイヨンやスープを作ったりするのも簡単。“ボタン一つで手間いらずの道具”はキッチンに立つすべての人の味方ですね!
「1万円以下で買えて、日本の電圧でそのまま使えるところもコスパが高い。精密機械じゃないから調理中の好きな時に蓋も開けられるし、何より壊れにくいのがいいんです」と口尾さん。
蒸し野菜なども蒸籠(せいろ)に入れて火加減を気にする必要はなく、釜に直接入れればOKというシンプルさ。料理初心者の方や親子クッキングにもおすすめです。一家に一台持っておくだけで、毎日の料理がとっても楽しくなりそうですね!
【愛用品の詳細】
大同電気釜(電鍋)
参考価格:11,800円
参考URL:http://store.shopping.yahoo.co.jp/toj/tac-6gs-red.html
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教えてくれた人
料理研究家
口尾麻美さん
料理家。書籍や雑誌、料理教室などで旅からインスピレーションを受けた料理を提案。著書に『モロッコで出会った街角レシピ』、『クスクスっておいしい! パリ&モロッコの旅と、とっておきのレシピ』(グラフィック社)など
料理家。書籍や雑誌、料理教室などで旅からインスピレーションを受けた料理を提案。著書に『モロッコで出会った街角レシピ』、『クスクスっておいしい! パリ&モロッコの旅と、とっておきのレシピ』(グラフィック社)など
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