レシピ 2017.03.27
焼きたてパンにも!アンティークのケーキクーラーでおしゃれな食卓に。
「花生師(はないけし)」という独自の肩書きで雑誌や広告、店舗の空間スタイリングなど多岐に渡って活躍する岡本典子さん。岡本さんがつくる花とグリーンに満たされた心地のよい空間は、“ほっと一息つく”ということを思い出させてくれます。
レトロな質感がポイント!アンティークのケーキクーラー
「気付けばアンティ−ク品を集めてしまう」という岡本さん。そんな彼女に今回ご紹介いただいた愛用品はアンティークショップで購入したこちらのケーキクーラー。ご家族で食卓を囲む時に欠かせないのだそう。
「以前からシルバーのケーキクーラーは、なんとなく味気ないなと思っていて。自分の好みに合うぴったりなアイテムをずっと探していたんです。これは数年前にたまたまアンティークショップで見かけて、このレトロな質感に一目惚れ。迷わずに購入した一品です」
使い込まれた特有の風合いは、この道具が長年愛されてきた“証”。シンプルなデザインだからこそ、年月を経ても魅力が色あせません。テーブルの上にアンティーク品が1点加わるだけで、まるで映画のワンシーンのように絵になる空間になります。
パンづくりに興味のある小学生の息子さんや、「ママのつくったケーキが一番!」という娘さんからリクエストされるたびに使うので、焼きたてのパンやスイーツをつくる時に重宝しているのだそう。
“植物×アンティ−ク” は暮らしの一部
“いろんな国の要素が日常のスパイスになる”という岡本さんの独自の感性は、ご自宅のあらゆる場所に散りばめられています。こちらは玄関の様子。ヨーロッパ調の木製ドア(写真中央)も、アンティークショップで偶然見つけたもので、ご主人と一緒に塗装してDIYしたんだそう。きっと誰かが大切に使ってきたんだろうな…と想像の広がる、ストーリー性のあるアンティークアイテムに魅力を感じるのだとか。
混ざり合って調和した「アンバランス感」
「二子玉川でお店をやっていたときは、店内に和風の棚やアラビックな器を置いていたので、自分としては、いろんな国の様々な要素を取り入れているつもりでした。お客さんからも、パリのお花屋さんみたいだねってよく言われ…(笑)。当時から自由な直感で考えるのがおもしろいなって思っていましたね。完全に和でも洋でもない、ジャンルを問わないアンバランス感を楽しめるのが、私のオリジナリティかもしれません」
そんな岡本さんが今回教えてくれたテーブルコーディネートのコツは、“姫りんごをテーブルに転がすこと”。小さくてころころ転がりそうなフルーツや実は、テーブルの上を華やかにしてくれます。焼きたてのケーキやパンの隣に無造作に転がっているだけで、こんなにインスタジェニックな食卓写真に!
また、花瓶から落ちてしまった花や、水切りして茎が短くなってしまった花は、使い切ったジャム瓶やショットグラスに生けるだけで素敵なテーブルフラワーに変身。わざわざ手が込んだことをしなくても、工夫次第で食卓が格段に華やかになります。何気ない日常の風景を特別なものに変えてくれるのは、この“ちょっとしたアレンジ”なのかもしれません。
【愛用品の詳細】
アンティークショップで買ったケーキクーラー
参考価格:不明
本日の一品
※写真はイメージです。
野菜スムージーで煮込んでつくりました。コクやうまみを引き出した、芳醇なスパイスの香りが楽しめる濃厚なカレーソースです。
具には3種類のひきわり豆を使い、豆それぞれの食感が楽しめます。
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教えてくれた人
花生師
岡本典子さん
Tiny N主宰。日本の短期大学で園芸を学んだ後、渡英。英国内での花のコンペティションにて多数 の優勝や入賞経験あり。国家技能資格上級を取得し帰国。帰国後、TVや雑誌、広告、展示会、店舗 の空間スタイリングなどを手がける。その他イベント、ワークショップなどを通して花や植物にま つわる活動に取り組んでいる。
Tiny N主宰。日本の短期大学で園芸を学んだ後、渡英。英国内での花のコンペティションにて多数 の優勝や入賞経験あり。国家技能資格上級を取得し帰国。帰国後、TVや雑誌、広告、展示会、店舗 の空間スタイリングなどを手がける。その他イベント、ワークショップなどを通して花や植物にま つわる活動に取り組んでいる。
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