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冷やしてもおいしい♪「鶏と野菜の中華風南蛮漬け」【お悩み解決めしvol.3】

橋本彩

自宅での食事が増え、毎日の献立作りに頭を抱えている…。きっとみなさんもそれぞれ自炊に関する悩みをお持ちなのではないでしょうか?

 

そんなお悩みに「ぽんこつ主婦」こと、料理家の橋本彩さんが向き合い、レシピという形で解決方法をご提案するコラム「お悩み解決めし」。

 

第3回は、アマノ食堂の公式インスタグラムに寄せていただいたお悩みの中から「冷めてもおいしいレシピが知りたい!」というお悩みをご紹介!

 

鶏の中華風南蛮漬け

 

作りたてはもちろん、冷めても、むしろ冷やしておいしい!「鶏と野菜の中華風南蛮漬け」のレシピを教えてもらいました。鶏もも肉、なす、ピーマンを酢醤油ベースのタレに漬け込んださっぱりメニュー。

 

暑い季節にぴったりの、爽やかで満足感のある一皿です!

 

 

献立の主役になる冷めてもおいしいおかず!

橋本彩

今回はこんなお悩みを紹介します。

 

「パパは仕事が忙しくて、いつも帰宅時間が遅いんです。おいしい夕飯を食べて欲しいけど、どうしてもおかずが冷めちゃいます…。」

 

夕飯時に家族全員がなかなか揃わない場合、作り置きの副菜を常備している方も多いと思いますが、メインのおかずはどうしたらよいのでしょうか?

 

橋本彩

橋本さん

「平日に家族全員揃ってお夕飯を食べられることって、実はなかなか難しいのが現実ですよね。レンジで温め直して食べれば簡単ですが、どうしても出来立てのおいしさをキープできません。だったら、冷やして食べることを前提としたおかずにしてみてはいかがでしょうか?」

 

今回の「お悩み解決めし」のポイントは次の2つ!

・冷やしておいしい南蛮漬けにする

・片栗粉をまぶして味を絡める

 

それでは、早速作っていきましょう!

 

夏野菜と酢でさっぱり!「鶏と野菜の中華風南蛮漬け」

鶏の中華風南蛮漬け

「鶏と野菜の中華風南蛮漬け」のレシピ

「南蛮漬け」は通常、野菜を素揚げするなど少々手間がかかりますが、今回ご紹介する「鶏と野菜の中華風南蛮漬け」は、揚げ焼きで作るお手軽レシピ。ボリュームもあって、夕食のメインに、お弁当のおかずに、大活躍間違いなし!

20分

材料(2人分)

鶏の南蛮漬けの材料

・鶏もも肉…1枚(300g)

・なす…2本

・ピーマン…2個

・長ねぎ…1/2本

・塩こしょう…少々

・片栗粉…大さじ2

・ごま油…大さじ3

・鶏ガラスープ…50cc(水:50cc /鶏ガラスープ(顆粒):小さじ1/2)

 

<調味料>

・しょう油、酢…各大さじ2

・砂糖、オイスターソース…各大さじ1

・にんにく、しょうが…チューブ各2cm

・輪切り唐辛子…ひとつまみ

作り方

南蛮だれ
1

長ねぎはみじんぎりにして大きめのボウルに入れる。鶏ガラスープと<調味料>を加え、合わせておく。

POINT

このボウルに揚げ焼きした鶏もも肉と野菜も加えるので、大きめのボウルを使いましょう。

なすを切る
ピーマンを切る
鶏肉に片栗粉をまぶす
2

なすはヘタを取り縞模様に皮をむいて縦4等分に切り、長さを2等分する。ピーマンはヘタと種を取って縦に6等分する。鶏もも肉は余分な筋や脂を取り除いて小さめの一口大に切り、塩コショウで下味をつけて片栗粉をまぶす。

POINT

なすの皮を1cm間隔でむくと、味の染み込みがよくなります。

フライパンに鶏肉となすを並べる
鶏肉となすを焼く
鶏肉となすを南蛮だれに入れる
3

冷たいフライパンにごま油を引いて、鶏もも肉となすを皮目を下にして並べる。フタをして中火にかけ、4分ほど蒸し焼きにし、裏返したら再びフタをして2〜3分焼く。なすがやわらかくなったら、なす、鶏もも肉の順で取り出し[1]に漬ける。

POINT

●火をつける前にフライパンに入れることで、ゆっくりと具材の中まで加熱することができます。

●食感を残したいピーマンは別で焼きます。

ピーマンを焼く
南蛮漬けの味を馴染ませる
4

同じフライパンでピーマンを焼き、焼き色がついたら同様に[1]に漬ける。粗熱が取れたら盛り付ける。

POINT

冷蔵庫で冷やすと、しっかりと味が染みてさらにおいしくなります!

 

鶏の中華風南蛮漬け

ごはんとみそ汁の王道『まごころ一杯 ほうれん草』を添えたら、ボリューム満点の定食メニューに!夏野菜と酢のさっぱりとした風味に、唐辛子のアクセントで、もりもり食べられちゃいますよ。

 

橋本彩

橋本さん:「冷めてもおいしいおかずといえば“煮物”ですが、冬のイメージがありませんか?そこで今回は、酢を加えた夏にぴったりの“南蛮漬け風”にしました。オイスターソースを加えることで酸味がマイルドになり、コクも出るのでごはんに合います。今回は夏野菜で作りましたが、れんこんやきのこなど秋の食材でもおいしく作れますよ」

 

鶏もも肉に片栗粉をまぶすことで味が絡みやすくなるだけでなく、タレにもとろみがついて野菜にも味がしっかりと絡みます。

 

橋本さん、ありがとうございました!次回の「お悩み解決めし」もお楽しみに。

 

\アマノ食堂のおすすめ/

まごころ一杯ほうれん草

「まごころ一杯 ほうれん草」

濃厚なほうれん草の風味に、香り豊かな白ねぎ、ジューシーなお揚げがマッチした一杯。大豆の旨みと、糀の自然な甘さが調和したまろやかな味わいの十割糀みそをブレンドしました。

 

(写真/佐藤侑治)

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