レシピコラム 2023.09.08
焼き魚だけじゃない!魚料理のレパートリーを増やしたい方必見「鮭と長芋のオイスターバターしょうゆ」【お悩み解決めしvol.9】
日々自分のため、家族のために行う自炊。毎日献立作りに頭を抱えている…。きっとみなさんもそれぞれ自炊に関する悩みをお持ちなのではないでしょうか?
そんなお悩みに料理家の橋本彩さんが向き合い、レシピという形で解決方法をご提案するコラム「お悩み解決めし」。
第9回は、アマノフーズの公式インスタグラムに寄せていただいたお悩みの中から「焼き魚以外の魚レシピが知りたい」というお悩みをご紹介!
橋本さんが教えてくれたのは、「鮭と長芋のオイスターバターしょうゆ」。魚と野菜を一緒にフライパンで焼くだけ、手軽に作れるお魚レシピです!
魚と野菜を一緒に調理!栄養バランスも◎
今回はこんなお悩みを紹介します。
「魚料理のレパートリーが少なく、つい肉料理を作りがち。焼き魚以外の魚レシピが知りたいです!」
橋本さん:
「焼き魚っておいしいですよね。でも焼き魚だけだとワンパターンだし、副菜も用意しないと栄養面も彩りも偏ってしまいます。
そこでおすすめなのが、魚と野菜を一緒にフライパンで焼くレシピです。
魚料理というと、焼き魚か煮魚をイメージする方がほとんどかと思いますが、野菜と一緒に調理するとまた違った味わいになりおいしいんですよ」
・野菜と一緒に調理して、栄養と彩りのバランスアップ!
・魚はひと口大にして、調理時間短縮&食べやすく!
・骨処理済みの魚を使うと、さらに時短&楽ちんに
橋本さん:
「お子さんにもっと魚を食べて欲しいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ボリュームが出にくい魚のおかずには、いも類やきのこ類をプラスすると食べごたえも出て見た目にもボリュームアップします。
お子さんが食べやすくなるコツの1つが、魚をひと口大に切ること。中まですぐに火が通って調理時間も短縮できますし、食べやすくなりますよね。
また、骨なしの魚を使うこともポイント。下処理も楽で、時短にもなります。スーパーで魚を購入する際は“骨なし”を選んでください」
それでは、早速作っていきましょう!
バター・しょうゆ・オイスターソースの風味が食欲をそそる!「鮭と長芋のオイスターバターしょうゆ」
「鮭と長芋のオイスターバターしょうゆ」のレシピ
ひと口大の鮭と、長芋&しめじをフライパンで一気に焼くお手軽レシピ。味付けはごはんが進むオイスターソースとバターしょうゆで!今までの魚料理とはひと味違った味わいです。
- 材料(3人分)
・生鮭…2切れ
※生サーモンでもOK。骨処理済みのものを使うのが時短でおすすめです!
・長芋…200g ※約1/3本
・しめじ…100g ※約1パック
・大葉…2枚
・塩…ひとつまみ
・片栗粉…大さじ1
・オリーブオイル…小さじ2
・バター…10g
<調味料>
・しょうゆ…大さじ1
・オイスターソース…小さじ2
15分
作り方
鮭に塩をまぶして10分置き、表面の水分を拭き取る。ひと口大に切ったら片栗粉をまぶす。
POINT
オイスターソースとしょうゆで味付けするので、鮭は必ず塩分が含まれない「生鮭」を使用してください。あらかじめ骨が取り除かれている鮭を購入すると、楽ちんですよ。
長芋は皮付きのまま表面をよく洗いひげを取り除き、半月切りにする。しめじは石突きを取ってほぐす。
フライパンでオリーブオイルを熱し、鮭と長芋を入れて中火で両面こんがり焼く。
POINT
鮭と長芋を焼いている間に、<調味料>を混ぜておきましょう。
しめじに火が通ったら<調味料>とバターを加え、全体に味をなじませ、皿に盛り付ける。千切りにした大葉をのせたら完成!
しょうゆの香ばしさ、オイスターソースの甘味、バターのコクがごはんにぴったり!秋の味覚でもある鮭、長芋、しめじが一皿で楽しめます。
「まごころ一杯 定番豚汁」を添えれば、彩りも秋らしい食卓になりますね。こちらも豚肉に、ねぎ・ごぼう・油揚げ・にんじんと具材豊富な食べ応えのある一杯です!
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橋本さん:「魚はフライパン調理も簡単な食材。フライパンを使えば、意外と短時間で調理できますし、グリルを洗う煩わしさもありません。
前回紹介した『献立作りのコツ』の考え方ともリンクしますが、野菜と一緒に調理すれば、一皿でも満足感が得られる料理になります。
今回は長芋としめじを使いましたが、れんこんやじゃがいもといった根菜類、舞茸などのきのこ類に代えてもおいしいですよ。ぜひ、いろんな食材でお試しください!」
橋本さん、ありがとうございました!次回の「お悩み解決めし」もお楽しみに。
写真/大童鉄平