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【第4回】フリーズドライの常識を覆す1,500円(税込)の「うなぎのひつまぶし」が超簡単で美味しかった!

いやー、びっくりしましたよ。いくらフリーズドライ大好きマンの僕でも、ここまでくるとびっくりしちゃいます。まさか“うなぎのひつまぶし”がフリーズドライで食べられるなんてね!

 

大体のメニューは再現できてしまうってのは聞いていましたが、まさかうなぎまでとはね……。さらに驚きなのは1個1,500円なんですよ、この「ひつまぶし風うなぎめしの素」が。

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もちろん国産うなぎをお店で食べるのに比べたらだいぶ安いんですけど、かなりチャレンジングな値付けではありますよね。1,500円というのは、当然ユーザーからもそれなりのクオリティを要求される価格帯です。

 

たとえば1,800円払ってつまらない映画を観ると、「あー、どうせなら毎月1日の映画の日(この日は1,000円で観られる)に行けばよかった」ってなるじゃないですか。1,000円は許せても、1,500円とか1,800円はなかなか許してもらえません。

 

つまり、これはアマノも勝負を挑みにいったわけです。うなぎに対して。だからこそパッケージの裏側には刻み海苔と山椒粉までつけて万全のサポート体制。カレーには福神漬けを付けないのに、うなぎには山椒粉を付けるという扱いの違い。こりゃ完全に本気ですよ。

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さて、肝心の調理法ですが「まさかカップに入れてお湯をかけるとうなぎが泳ぎだすんじゃねんだろうな? 1500円だし」なんて思いがちですが、これはなんと炊飯器で米と一緒に炊き上げるタイプ。なるほど、そういう手もあるんですね。お湯をかけるだけがフリーズドライじゃない。いろいろな意味で珍しい商品であります。

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せっかくなので友人の家でひつまぶしを振る舞うことにした

というわけで、このうなぎのひつまぶしを友人宅のホームパーティー(というか家で飲むだけ)に持参したのです。ほかの友だちがお酒などを持ち寄るなか、僕は「すごいもの持ってきたよ」と自信満々でこのフリーズドライを出しましたが、まったくすごさが伝わっていない様子。なので、とりあえず炊飯器とお米を借りることに。

 

お米2合をセット、男子4人で締めに食べる程度なのでちょうどいい量でしょう。

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ここにフリーズドライを投入。いつものようにお湯で戻す作り方とはまったく違うので新鮮です。なんだかカレーのルウみたいな見た目ですね。これが本当にうなぎのひつまぶしになるのか、その場にいる全員が不安そうに見つめていました。

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ぽんっと。

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入れちゃいました。だいじょうぶかな…?

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「軽くほぐすように」とパッケージに書いてあったので指示に従うと、より微妙な見た目に。フリーズドライを調理の途中で写真に撮るとヤバイというのは、前回の「甲子園で食べた冷や汁」でも共通して見られた特徴です。

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ここから挽回するべく、炊飯器にスイッチを入れました。ふつうに炊飯ボタンを押すだけです。シンプルな調理法はいかにもフリーズドライらしいところです。

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初心者は鼻をヤケドしないように気をつけよう

しばらくするとめちゃくちゃいい匂いがしてきた! この穴から。

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鼻を近づけたら、けっこう熱い蒸気が出ていてヤケドしかけました。これは商品の注意書きにも記しておくべきではないでしょうか。「炊飯器の上部のスリットからめちゃくちゃいい匂いがしますが、決して鼻を近づけてはいけません」とか。それくらい香ばしいオイニーがすごいです。

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ついに完成!フリーズドライのひつまぶし

30分くらい経ったころ、ピーピーと音がしたので、あふれる期待を込めて蓋をオープンしました。そしたらレンズが曇った。

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ざっくざっくと混ぜ合わせると、だんだんと“うなぎのひつまぶしらしさ”が増していきます。おおー!ご飯の色がなんか美味しそう!漂う熱気のなんと香ばしいこと。ほとんどの人が、この時点でこの食べ物が美味しいことを確信してしまうでしょう。

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油断するとすぐに曇る。

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めちゃくちゃ美味い。

さて、これが完成品。

お茶碗によそって、刻み海苔をのせて、山椒粉をぱらぱらと。完全にひつまぶしです。うなぎは細かく切ってありながら、肉厚な食感で完璧。ご飯もタレの風味がしておいしい。ついガツガツ食べちゃって、出汁とかお茶で食べ方のバリエーションを楽しむのを忘れてしまいました。一瞬で完食。

さて、1,500円である。

確かにフリーズドライにしては高級だが、これなら4〜5人で食べられるし、1人数百円と考えれば別にありだなとは思った。うなぎを買って帰って、一からひつまぶしを作るとなると、それなりに手間もかかる。炊飯器に放り込んでスイッチ入れるだけでOKというのはなかなか魅力的である。

 

そして、帰り道に食べたひつまぶしのおにぎりがまた美味しかった。みんなでおにぎり作るの楽しいし、ホームパーティーに持って行くのありですね。

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(家に着くまで我慢できませんでした)

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