読み物 2016.10.03
【第3回】 その飯ごう、洗う前にプリーズトライ!
たけだバーベキューです。
前回、飯ごうでお米を炊き、そのお米とフリーズドライが最高にマッチするということが証明されました。しかし今回は、もっとすごいことに気づいてしまったので、そちらをご紹介したいと思います。
僕は思わず、「これだー!」と叫んでしまいました。
それは、飯ごうのご飯を食べ終わり「さて、洗い物でもしようか」となった時のこと。
飯ごうでご飯を炊いたことのある方からしたら、結構“あるある”だと思うんですが、飯ごうって家庭の炊飯ジャーとは違い、米粒が焦げてひっついてしまうんですよね。だから洗う時が大変なんです。特に、僕のはかなり昔から使っている飯ごうだから、こびりつきがひどい!
ではどうしてるかと言うと、飯ごうに熱湯を入れて、こびりついたお米を少しふやかしてから洗うようにしています。ですので、今回もそうしようと思い、飯ごうに熱湯を注いだその瞬間でした。
「バーベキュー、バーベキュー」
「ん?」
「バーベキュー。その飯ごう、まだ洗ってはいけません」
「だ、誰だ…この声は?」
「私はAMANO。バーベキュー、そのこびりついたお米、洗って流すにはもったいないわ。トライしてみなさい。そう、プリーズトライ」
「プ、プリーズトライ…!?」
一瞬キツネにつままれたような感覚に陥りましたが、ふと我に返ると、そこにはお湯が少し入って、お米のこびりついた飯ごうがありました。
「お湯、ふやけかけたお米…そして、フリーズドライ……そうか!」
僕はフリーズドライ商品が入った箱をひっくり返し、何かいいものはないかと探しました。
「定番のにゅうめん…違う!フリーズドライのりんご…違う!口どけまろやかクリームシチュー…く、くちどけまろやかクリームシチュー?これだー!」
というわけで、僕はすぐさまこの「口どけまろやかクリームシチュー」(現在は販売終了)をその飯ごうに投入し、こびりついたお米をこそげ取りながらゆっくりとかき混ぜてみました。
そうです、クリームシチューのとろみが少しふやけたお米と見事にマッチングし、「即席リゾット」が完成したのです!
しかも、お焦げの香ばしさもプラスされ、普通では味わえないようなアウトドアならではの絶妙な風味のリゾットに仕上がりました。
これがもう、むちゃくちゃウマい!
「飯ごうにこびりついたお米にシチューを入れてリゾット風にしてみました」っていうフリーズドライ商品があれば売れるんじゃないか?そう思わせてくれるほどのおいしさでした。
しかも、元々はお湯でふやかされてサヨナラするしかなかった お米たちが、このようにリゾットに生まれ変わって残さず食べられるという、なんともエコでロハスで“MOTTAINAI”の王道を行けたのが僕にとっては感動でした。
ありがとうフリーズドライ!
ありがとうAMANO!
みなさんも、飯ごうを洗う前に、是非プリーズトライしてみてください。
※AMANOらへんのくだりはフィクションです。気にしないでください。
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