なす
季節の食材のHOWTO 2017.07.31
味付けはめんつゆで! フライパンで簡単「なすの煮浸し」レシピ
なすの定番料理といえば、「なすの煮浸し」。旬の今がお手頃価格のなすを使って、なすの煮浸しにチャレンジしてみましょう!“野菜を食べている感”をちゃんと味わえるうえ、夏バテで食欲がない日でもさっぱりと食べやすいこの一品を、フライパンで簡単につくってみましょう!
味付けはめんつゆで!「なすの煮浸し」の作り方
なすの煮浸し
- 材料(2人分)
・なす…2本(小さめなら3本)
・めんつゆ(ストレート)…100cc
・水…100cc
・砂糖(きび砂糖がおすすめ)…小さじ1
・ごま油…大さじ2・生姜(すりおろし)…少々
・大葉…3枚・かつおぶし…ひとつまみ
※使用するめんつゆによって味が若干異なるので、味が薄い場合はお醤油(小さじ1)を加えましょう。
15分
作り方
なすはへたを落として縦半分に切り、斜めに3mm間隔で切り込みを入れる。
大葉は千切りにカットしておく。
中火で、フライパンにひいたごま油が温まったらなすを入れ、皮の面から焼く。
めんつゆ・水・砂糖(薄ければ+醤油小さじ1)を混ぜたものをフライパンに加えたら、なすをひっくり返して5分ほど煮る。
火からおろし、10分ほど置いて味を馴染ませる。
食べる際に生姜のすりおろしと大葉、お好みでかつおぶしを盛れば、できあがり!
しっかりした味付けのなすの煮浸しは、ご飯によく合い箸が進むこと間違いなし。お酒のおつまみや、一晩冷やして朝ごはんの一品にするのもおすすめです! 食欲をそそる生姜や大葉などの薬味をトッピングすれば、夏の暑さなんて吹き飛びそう!
オリーブオイルが決め手! 夏野菜の洋風冷やし煮浸し
夏野菜の洋風冷やし煮浸し
煮浸しは、パプリカやズッキーニなど他の夏野菜とも相性ばっちり! そして、つくりたてもおいしいですが、冷やしてもまた絶品なんです。
今回はアレンジの1つとして、「カラフル夏野菜の煮浸し」をご紹介しましょう。常備菜として週末に作り置きしておけば、平日のごはんタイムに役立ちます。
- 材料(2人分)
-
・なす…1本
・ズッキーニ(緑のズッキーニでもOK)…1/2本
・パプリカ(赤)…1/2個
・ししとう…3〜4本
・めんつゆ(ストレート)…100cc
・水…100cc
・砂糖(きび砂糖がおすすめ)…小さじ1
・オリーブ油…大さじ2・かつおぶし…お好みでひとつまみ
・生姜(すりおろし)…お好みで少々
※使用するめんつゆによって味が若干異なるので、味が薄い場合はお醤油(小さじ1)を加えましょう。
15〜20分
作り方
なすはへたを落として縦半分に切り、斜めに3mm間隔で切り込みを入れる。
ズッキーニは1cmの輪切り、赤パプリカは縦半分に切って種を取り除いたら、1cm幅に切る。
フライパンにオリーブ油をひいて中火にかける。温まったら「なす→ズッキーニ→ししとう→赤パプリカ」の順で炒める。
めんつゆ・水・砂糖(味が薄ければ+醤油小さじ1)を混ぜたものを加えて、5分ほど煮る。
火からおろし、10分ほど置いて味を馴染ませる。
作り方は、前述の「なすの煮浸し」基本のレシピとほぼ同じ!簡単なんです♪
ごま油ではなくオリーブ油を使用しているので、まろやかで優しい味わいに。なすの煮浸しが「和風」なら、こちらの夏野菜の煮浸しは「洋風」な一品です。
彩り野菜で見た目がグンと華やかになりますよ〜! もちろん野菜はお好みでOK。好きな野菜をジャンジャン投入しちゃいましょう。
時短派&ズボラさんにはこれ。フリーズドライでつくる「なすの煮浸し」
「とにかく時間がない」「食べたいけどつくるのはちょっと面倒…。」なんて人でも、なすの煮浸しを超簡単に手作りする裏ワザがあります。
それはフリーズドライのなす(現在は販売を終了しています)を使った“スーパー時短テク”! 今回はアマノフーズの「まるごと素材 なす」を使った、なすの煮浸しの作り方をご紹介しましょう。
【材料(2人分)】
・フリーズドライのなす(アマノフーズの「まるごと素材」シリーズ)…1/2袋
・めんつゆ(ストレート)…適量
・薬味…お好み
【作り方】
1. ストレートのめんつゆを耐熱皿に入れ、電子レンジで温める。
2. [1]を、皿に入れたフリーズドライのなす全体にまわしかけ、60秒待てばできあがり。
3. お好みで薬味を乗せて召し上がれ!
(めんつゆが染み込むと、なすはふっくらとしてきます)
めんつゆをチンしてフリーズドライのなすにかけるだけ。これならどれだけ料理な苦手な人でも簡単に作れちゃいます!
もちろん味はめんつゆの味が程よく染みて、なんともジューシー。このフリーズドライのなすは軽く素揚げされているので、ほどよく油も感じられます。これがさっきまでカリカリだったフリーズドライのなすだとは。
生のなすと違ってフリーズドライは長期保存ができるのが特徴。「使いたい時に使いたい分だけ欲しい!」というときに活躍してくれます。
なすを使ったこちらのレシピもおすすめ
リュウジさんが教えてくれた、火を使わずレンジで加熱するだけでできちゃう「麻婆風トロなす丼」。辛さはラー油で調整できるので、辛いのが苦手な方やお子さんでも安心です♪
隣に添えたのは「Theうまみ 燻製鶏スープ」。豆板醤の辛味やにんにくの香りがガツンと広がる「麻婆風トロなす丼」には、黒胡椒仕立ての鶏白湯をベースにしたさっぱりスープがおすすめです。
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なすを一番おいしく味わうならまさに旬の今! 和食の定番「なすの煮浸し」、今晩の一品にいかがでしょうか?
(スタイリング:荻原由佳)
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教えてくれた人
料理研究家
夏井景子さん
新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
HP新潟県生まれ。板前の父と料理好きの母の影響で料理の道へ。お菓子の専門学校を卒業後、パン屋、カフェで働き、料理研究家として独立。季節を意識した献立作りやキムチ作りの教室を行っている。
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