薬味
季節の食材のHOWTO 2018.12.20
生姜は皮ごと使う? アルミホイルでできる簡単下処理&基本の切り方
お料理のさりげない隠し味として、ピリッと風味を効かせる薬味として活躍してくれる「生姜」。使い方次第で幅広い楽しみ方ができるのも魅力ですよね。
そんな生姜、「皮は剥いたほうがいいの?」「料理に使うとき、どんな切り方をすればいいの?」という疑問の声をよく耳にします。
そこで今回は、簡単にできる生姜の下処理方法と、基本の切り方をご紹介します!
切り方別に、香りの立ちやすさやおすすめの活用法もお伝えするので、ぜひ生姜の風味を活かしたお料理を楽しんでみてくださいね。
生姜は、皮ごと使うのが◎ アルミホイルを使ってできる簡単下処理方法
結論から言うと、生姜は皮ごと使うのがおすすめ! 皮の近くには香りと栄養がギュッと詰まっているので、ぜひ皮ごと使ってください。下処理は表面の泥や汚れを落としてあげるだけでOKです。丸めたアルミホイルを使えば簡単にできますよ。
【泥の落とし方】
丸めたアルミホイルで生姜の表面をこするだけ! ほどよい硬さとザラザラによって、ヤスリのように表面を削り落とすことができます。泥で黒ずんでいる部分があれば少し念入りに、だけどそれほど神経質にならなくても大丈夫。
こすった後の表面はこんな感じ。力を入れすぎるとせっかくの皮がなくなってしまうので、表面の薄皮部分だけを軽く落としてあげるイメージで。
生姜の基本の切り方。もっとも香りが立つのは?
生姜は、細かく切れば切るほど香りが立ちやすくなります。どれだけ風味を効かせたいかによって、上手に使い分けてみてくださいね。
①薄切り
香りが立ちすぎないので、ほんのりと風味を効かせたい煮物などのお料理におすすめ。良い隠し味になってくれます。
②千切り
薄切りよりも香りが立つので、生姜の風味をピリッと効かせたい煮物などにおすすめ。そのまま具としてもおいしくいただけますよ。
③みじんぎり
炒めものや、混ぜ込みご飯などにおすすめ。食感のアクセントにもなります。おろし生姜と並んでいちばん香りが立ちやすい切り方です。
④おろし
さまざまなお料理の薬味として大活躍。調味料と混ぜても使いやすい! 生姜焼きなど風味を存分に楽しみたいお料理には、みじんぎりとのダブル使いも◎。
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薬味としても、隠し味としても大活躍の生姜。下処理方法はとっても簡単です。生姜の風味や食感を活かして普段の料理に活用してみてくださいね。
(文/笹沼杏佳、写真/中村英史)
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教えてくれた人
訪問調理師/子ども料理研究家
ごはんさん
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
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