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広島は牡蠣王国! カンカン焼き以外にもある、めちゃウマ牡蠣料理

マシマシ牡蠣(広島お好み焼き)

今が旬の牡蠣。そんなおいしい牡蠣を存分に楽しめるところといえば、広島! 牡蠣の生産量全国1位 、牡蠣好きにとっては天国ともいうべき広島県には、おいしい牡蠣料理がたくさんあります。シンプルに牡蠣の味わいを楽しめる生牡蠣や焼き牡蠣はもちろん、“牡蠣の王国”ならではのユニークな一品まで…。

 

今回は、本場広島に行ったら食べておきたい、おすすめの牡蠣グルメをご紹介します♪

 

 

広島の牡蠣は「身が大きくぷりっぷり」

広島産の牡蠣

生産量が多いこと以外に、広島産の牡蠣の特徴はどのようなところがあるのでしょうか? そこで、広島県観光課の平野さんに、お話を聞いてみました。

 

「広島の牡蠣は、他の地域で獲れる牡蠣と比べて殻が小さく、色は黒紫色なのが特徴です。また、殻の内側のくぼみが深く、肉重量指数が高いと言われているんです」と、平野さん。

 

肉重量指数が高いとは、つまりどういうことなのでしょう?

 

「つまり、殻は小さいのに身は大きくぷりっとしていて、濃厚な味わいを楽しむことができるんです! 牡蠣は、1月〜2月の時期にグリコーゲン(=おいしさの元)を大量に蓄えるので、今はまさに旬のおいしさを味わえますよ」(平野さん)

 

身が大きく、ぷりっとした食感。そして、凝縮された濃厚なうまみが広島産の牡蠣の特徴なんですね。牡蠣好きには、ますますたまりません! ちなみに近年では、夏に水揚げする『夏牡蠣(かき小町)』というものも登場し、1年を通しておいしい牡蠣を食べられるのだそう。

 

 

地元民にも愛される、ガチ推し牡蠣グルメ

牡蠣の楽しみ方といえば、生牡蠣や焼き牡蠣、一斗缶などでまるごと豪快に蒸し焼きする「カンカン焼き」はじめ、シンプルに味わう方法を思い浮かべる人が多いのでは?

 

ですが、そこはさすが“牡蠣の王国”広島。他にはない広島ならではのオリジナリティ溢れる牡蠣料理がたくさんあるんです! せっかく広島を訪れたなら、ぜひこんな牡蠣料理を味わってみてはいかがでしょうか。

 

●マシマシ牡蠣

マシマシ牡蠣(広島お好み焼き)

まずはこれ。広島名物のお好み焼きに、香ばしく焼いた牡蠣をこれでもかというほどモリモリ乗せた1品。お好み焼きが埋もれるほど牡蠣たっぷり! 見た目のインパクトも抜群ですね。

 

●うにく牡蠣

うにく牡蠣

ウニとコウネ*1、そして牡蠣の3つの人気食材を一度に楽しめる贅沢なメニュー。海と陸、両方の旨味を堪能できます♪

 

*1:コウネ…広島県で親しまれている牛肉の肩バラの一部(前足と脇のあたりの部位)。ジューシーな脂とコリッとした食感が特徴。

 

●牡蠣キムチ

牡蠣キムチ

牡蠣の旨味と、キムチのピリッとした辛さが絶妙にマッチした牡蠣キムチ。お酒のおつまみやメイン料理前の前菜にもぴったりなんです。

 

 

広島の牡蠣を味わい尽くすなら、はしご牡蠣!?

はしご牡蠣_横川商店街

(ディープな飲食店が多く立ち並ぶ、横川商店街)

 

せっかく本場を訪れたなら、おいしい牡蠣グルメを思う存分に堪能したいもの。定番の生牡蠣・焼き牡蠣は外せないし、せっかくだから「マシマシ牡蠣」のようなご当地グルメも食べておきたい! なんて、つい目移りしてしまいますよね。

 

そこで、「そんな牡蠣好きさんには、“はしご牡蠣”がオススメですよ」と平野さん。

 

は、はしご牡蠣…?

 

「さまざまな牡蠣料理をつまみながら“はしご酒”のように街の名物店をまわる。それが広島ならではの食べ歩きスタイル、“はしご牡蠣”なんです」とのこと。

 

詳しくお話を伺うと、はしご牡蠣を楽しめるエリアはいくつかあり、その地域ごとで特色も異なるそう。例えば、『横川商店街』は地元民も集うディープな雰囲気、『エキニシ(駅西)』は広島駅から徒歩数分という立地を生かした横丁的エリア…と、それぞれ違う楽しみ方ができるのだといいます。

 

どちらのエリアも交通アクセスが良く、時間が許す限りギリギリまで料理を楽しめるというのも嬉しいところ。ちなみに、広島電鉄で販売している『広島はしご牡蠣切符』という特典付き路面電車きっぷを使って移動するのもオススメだそうです。

 

はしご牡蠣を楽しめるエリアやお店などの情報は、Webサイトや、広島駅県の観光案内所等でもらえる『はしご牡蠣歩き方ガイドブック』で詳しくチェックを♪

 

※はしご牡蠣の楽しみ方やお店の情報が詰まったWebサイトはこちら!

https://hiroshima-welcome.jp/

 

 

旬の牡蠣を味わうなら、まさに今!

はしご牡蠣_横川商店街

海のミルクとも呼ばれ、栄養たっぷり&うまみが詰まったおいしい牡蠣。

 

今ではスーパーやオイスターバーなどの飲食店で通年食べることができますが、やっぱりおいしさが際立つ旬の冬に食べておきたいところ! 牡蠣好きにとっての天国・広島で、絶品グルメをぜひ“はしご”でご堪能ください♪

 

 

【Information】

広島県では“カンパイ!広島県 

牡蠣ングダム”キャンペーンを実施中

 

瀬戸内海と中国山地に囲まれ、豊富な海の幸、山の幸に恵まれている広島県で、生産量日本一の牡蠣にスポットを当てたのが『カンパイ!広島県 牡蠣ングダム』キャンペーンです。

 

※「牡蠣ングダム」→「牡蠣」と「キングダム」の造語

※「カンパイ!広島県」→“広島の多彩な魅力に酔いしれてほしい”という想いを込めている

 

このキャンペーンの目玉として、“広島ならでは”の牡蠣を楽しんでもらおうと始まったプロジェクトが『広島はしご牡蠣』。多種多様な牡蠣料理をつまみながら“はしご酒”のように名物店をまわる牡蠣ングダム・広島ならではの新しい食べ歩きのスタイルです。もともと多様な牡蠣料理を提供する店舗が多かった「横川商店街」と「大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)」の2エリアにおいて2017年度から展開を開始し、現在もエリアは拡大中。公式Webサイトでは“はしご牡蠣”で楽しめるメニューやエリアの紹介、周遊モデルコースの提案など、さまざまな情報が公開されている。

 

『カンパイ!広島県 牡蠣ングダム』Webサイト

 

(文/笹沼杏佳 取材協力:広島県 商工労働局 観光課)

参考資料:平成29年漁業・養殖業生産統計(農林水産省)

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