鯛(たい)
季節の食材のHOWTO 2019.04.15
簡単なのに本格派! 塩焼き、カルパッチョ…「鯛の切り身」で作るとっておきレシピ
ぷりっとして脂がのった「鯛」。おいしそうな切り身がスーパーに並んでいるのをよく目にします。
そこで今回は、鯛の切り身を使った基本のレシピ「塩焼き」「煮付け」「カルパッチョ」の作り方をご紹介! 手順はどれもシンプルで簡単ですよ。
【焼く】ふっくら鯛の塩焼き
シンプルに鯛のおいしさを味わえる塩焼き。基本の調理法をマスターすれば、身もふっくら柔らかく仕上がります。
【材料】(2人分)
・鯛…2切れ
・塩…ひとつまみ(小さじ1/4ほど)
1.鯛は身の厚いところに切り込みを入れておく。
「ふっくら」のポイント
…鯛の身に切り込みを入れておくと、加熱ムラを防ぎ、ふっくら柔らかく仕上がりますよ!
2.鯛の両面に塩をふって5分ほど置き、水気が出たらキッチンペーパーで軽くおさえる。
3.中火に熱したフライパンで皮面から焼く。焼き色がついたらひっくりかえして蓋をし、中まで火が通ったら完成!
【煮る】味がしみしみ鯛の煮付け
ほかほかで味のしみた煮付け。手が込んでいるように見えますが、基本のレシピはとても簡単! 調味料もすべて同量で覚えやすいのもうれしいポイント。
【材料】(2人分)
・鯛…2切れ
・塩…ひとつまみ(小さじ1/4ほど)
・水…100cc
・みりん…小さじ2
・砂糖…小さじ2
・醤油…小さじ2
・酒…小さじ2
1.鯛は両面に塩をふって5分ほど置いておき、身の厚いところと、皮目にも斜めに切り込みを入れる。
2.ザルに並べた鯛に熱湯をかけて臭みをとる。時短したければこの工程は省いてもOK!
3.鍋に水と調味料をすべて入れて火にかけ、グツグツと煮立ったら鯛を入れる。
煮立っているところに鯛を入れることで煮崩れしにくくなります。
4.クッキングシートをかぶせて落とし蓋にして、火を弱めて10分ほど煮たら完成。
「しみしみ」のポイント
…火を止めたら冷めるまでそのまま置き、食べる直前に温め直すと味がよく入って◎!
【生食で】ぷりぷり鯛のカルパッチョ
食卓が華やかになるカルパッチョ。お刺身用の鯛に塩をふって寝かせると身が引き締まってぷりっと感がアップ! やみつきになる食感です。
【材料】(2〜3人分)
・鯛(刺身用)…1サク
・塩…小さじ1/2
・オリーブオイル…大さじ2
・玉ねぎ…1/6個
・水菜…1株
・ミニトマト…1〜2個
・あらびきコショウやピンクペッパー…お好みで
1.トレーに塩とオリーブオイルをそれぞれ半量引き、その上に薄く切った鯛を並べる。さらに上から残りの塩とオリーブオイルをかけてぴったりとラップをかけ、冷蔵庫で1時間から一晩寝かせる(時間がなければラップをせずに冷蔵庫へ入れて10〜30分ほど置く)。
冷蔵庫から取り出したらお皿に盛り付ける。
「ぷりぷり」のポイント
…お刺身用の鯛は塩をふって寝かせると身が引き締まり、ぷりっと感がアップ!
2.スライスした玉ねぎ(水にさらしておくと辛味が出にくい)と5cmほどに切った水菜をトレーに残ったオイルで和える。
3.鯛を盛り付けたお皿に、[2]の野菜とスライスしたミニトマトを乗せたら完成! お好みであらびきコショウやピンクペッパーをかけるとピリッと味が引き締まります。
普段よりちょっと贅沢な食卓に
豪華なイメージのある鯛ですが、切り身を使えばとてもシンプルな手順で調理できます。ぜひ今回ご紹介した基本のレシピをマスターして、鯛を手軽においしく楽しんでみてくださいね。
(文/笹沼杏佳、写真/中村英史)
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教えてくれた人
訪問調理師/子ども料理研究家
ごはんさん
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
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