オクラ
季節の食材のHOWTO 2020.06.18
【オクラの下処理・茹で方】ベストな茹で時間は? レンジでできる時短テクも!
夏野菜を代表する「オクラ」。サラダや炒めもの、スープなど様々な調理方法でおいしく食べることができます。ねばねば食感が特徴で、暑い季節にもつるりと食べやすいのも魅力です。
今回は、そんなオクラをおいしく食べるための基本である下処理方法と、歯ごたえと鮮やかな緑を引き出す茹で方をご紹介します!
茹でる前の基本! オクラの下処理方法
オクラの下処理は大きく分けてこの2つです。
・ガクの部分を取る
硬い部分を取ることで、まるごとおいしく食べられます。
・塩もみをする
チクチクとしたうぶ毛が取れやすくなり、口当たりと彩りがアップ。
これからご紹介する基本の下処理方法をマスターして、オクラの食感と鮮やかな緑色を存分に楽しんでくださいね。
【下処理方法】ガクの取り方
作り方
ヘタの先端を切り落とす。
りんごの皮をむくように、ガク(筋が入っているところ)を一周むく。
【下処理方法】塩もみの方法
作り方
オクラに塩をふり、表面をこする。
または「板ずり」でもOK! まな板にオクラを並べて塩をふり、オクラをつぶれないくらいの力加減で押しながら転がしましょう。
これで下処理はバッチリ。お次は、歯ごたえと鮮やかな緑をキープしながらおいしく茹でる方法をご紹介します。
鮮やかな緑色と食感をキープ! オクラの茹で方とベストな茹で時間
【茹で方】ベストな茹で時間
作り方
鍋に湯を沸かし、下処理したオクラを入れて1〜2分茹でる。
ザルにあける。
氷水で冷やし、水気を切る。茹でたてをしっかりと冷やすことでより色鮮やかになり、歯ごたえも引き立ちます。
(ざるにあけてそのまま冷ます場合は、余熱が入るので湯で時間を少し短めにすると◎)
電子レンジでもOK! 忙しい時の時短テク
忙しい時の時短テク
作り方
ガクをとって塩もみしたオクラを水で洗う
耐熱皿にオクラを並べてふんわりとラップをし、600Wで1分加熱する。
※加熱時間はオクラ6〜8本あたりの目安です。
電子レンジから取り出して水気を切り、冷ます。
POINT
耐熱皿でそのまま冷ますと水っぽくなることがあるので、きちんとザルに上げるのがおすすめです。少しでも時間を節約したいときは、ぜひ電子レンジを活用してみてください。
歯ごたえとねばねば食感がおいしい! オクラのおすすめ活用法
●サラダ
茹でたオクラはそのままマヨネーズやドレッシングで食べてもおいしいですが、ほかの野菜と合わせてサラダにすると彩り鮮やかで◎。
ミニトマトとアボカドを同じくらいの大きさに切ってオリーブオイルと塩コショウで和えれば、食感のバランスも楽しいサラダのできあがり! 食卓がパッと華やかになりますよ。
●和え物
カニカマやわかめと合わせて酢の物にしたり、塩昆布と和えるのもおすすめです。
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基本の下処理方法と茹で方をマスターして、オクラの歯ごたえとねばねば食感を、ぜひ存分に味わってくださいね。
(文/笹沼杏佳、写真/若子みな美)
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教えてくれた人
管理栄養士・減塩料理家
若子みな美さん
病院や学校で管理栄養士として従事する中で減塩の重要性を感じ、幅広い人に向けて減塩を勧めるため独立。「食をより簡単に、そして世界を健康に」をモットーとし、減塩レシピ開発やコラム執筆・監修、セミナー運営等、幅広く活動中。また、大学院にて公衆衛生を専攻し、減塩社会の実現に向けて研究している。 https://orangekitchen.info/
病院や学校で管理栄養士として従事する中で減塩の重要性を感じ、幅広い人に向けて減塩を勧めるため独立。「食をより簡単に、そして世界を健康に」をモットーとし、減塩レシピ開発やコラム執筆・監修、セミナー運営等、幅広く活動中。また、大学院にて公衆衛生を専攻し、減塩社会の実現に向けて研究している。 https://orangekitchen.info/
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