ブロッコリー
季節の食材のHOWTO 2023.02.28
捨てるのはもったいない!「ブロッコリーの茎」だからこそおいしいレシピ3選
11月から3月にかけてが旬のブロッコリー。
この時期スーパーでは立派な「茎」が付いたまま売られていますが、茎をバッサリと捨ててしまうこと、多くないですか?
実はブロッコリーの茎には、野菜特有の青臭さや苦みがなく、とてもおいしい食材なんです。つぶつぶのつぼみ部分と同様にビタミンが含まれ、食物繊維も摂ることができます!
今回は捨ててしまいがちなブロッコリーの「茎」だからこそおいしく食べられる「茎活用レシピ」をご紹介。面倒な下ごしらえもいらないレシピなので、食卓がちょっと物足りない時の「もう一品」にぜひお試しください。
ブロッコリーの茎の切り方・ポイントが気になる方はこちらから>>
・どこまで切るのが正解?今更聞けない「ブロッコリー」をおいしく食べる切り方
・【ブロッコリーの下ごしらえ】茹でるorレンチンどっちがいい? 基本の茹で方とおいしく仕上げるコツ
レシピ①「ブロッコリーの茎スティック」
レシピ①「ブロッコリーの茎スティック」
手軽に食べられる「ブロッコリーの茎スティック」。生で食べられるので、作り方は切るだけ!食卓に加えれば、サラダ代わりの副菜として活躍してくれます。
<注意>
・ブロッコリーの花蕾(からい)の部分には虫が入り込んでいることがあります。生食の場合は特によく洗ってから食べましょう
・ブロッコリーは食物繊維を多く含むため、生食の場合食べにくいことがあります。その際は電子レンジ等で加熱しましょう。
- 材料(2人分)
ブロッコリーの茎…1個分
10分
作り方
皮を取り除いた芯を長さ7cm程度のスティック型に切る。好みのディップソースやドレッシングを添えてお皿に盛り付ければ完成。
POINT
ブロッコリーをもりもり食べられる「ディップソース」のレシピはこちらから>>
【ブロッコリーの下ごしらえ】茹でるorレンチンどっちがいい? 基本の茹で方とおいしく仕上げるコツ
手軽に食べられる「茎スティック」には、素材の味を引き出した「Theうまみ 揚げなすの完熟トマトスープ」を合わせて。揚げなすのとろっとした食感と完熟トマトの酸味がおいしいスープで、野菜もしっかり食べられます。
レシピ②「ブロッコリーの茎の唐揚げ」
レシピ②「ブロッコリーの茎の唐揚げ」
茎と小房も含め丸ごと乱切りにして揚げ焼きした「ブロッコリーの茎の唐揚げ」は、食感を楽しめて食べ応えあるメニュー。おかずだけではなく、おつまみとしても楽しめます。
- 材料(2人分)
ブロッコリー…1/2個
片栗粉…大さじ2(ブロッコリーに薄くまぶさるくらい)
<調味料>
にんにくチューブ…2cm
塩こしょう…少々
10分
作り方
ブロッコリーのつぼみは一口大にカットし、茎は皮を剥いてから3cm程度の乱切りにする。
POINT
ブロッコリーの茎の皮は固いので3-5mm程度むいて白い部分が見えるぐらいにすると、食べやすく調理できます。
ブロッコリーの下処理はこちらから>>
どこまで切るのが正解?今更聞けない「ブロッコリー」をおいしく食べる切り方
調理用ポリ袋に[1]と片栗粉、にんにくチューブ、塩こしょうを入れて空気を入れ、口を結んでから全体がよく混ざるように振る。
POINT
調理用ポリ袋を使って混ぜると全体に衣が馴染んで焼き色が付きやすくなります。洗い物も減らせて、後片付けも楽ちん!
フライパンに油を引き中火で熱し、油が温まってきたら[2]を並べて揚げ焼きにする。全体に焼き色が付いたら完成!
POINT
ブロッコリーは油を吸いやすいため空焚き状態にならないよう、油が不足してきたら注ぎ足してください。また、ブロッコリーは生でも食べられるので好みの焼き色になればOK。ややレアに仕上げると、外側の香ばしさと内側のみずみずしさの両方を楽しめます。
色鮮やかで焼き目に食欲をそそられる「ブロッコリーの茎の唐揚げ」は、カリッとした食感でボリュームもあり、主菜にもおすすめ。ふわふわ玉子に芳醇なだしの香りがおいしい「金のだし 玉子」を添えれば、彩りのいい定食に。
レシピ③「ブロッコリーの茎のツナマヨ和え」
レシピ③「ブロッコリーの茎のツナマヨ和え」
ブロッコリーを生でおいしく食べられる茎のツナマヨ和えは、ブロッコリーと他の材料を和えるだけ。ツナのたんぱく質もプラスした、おつまみ風サラダが簡単にできあがります。
- 材料(2人分)
ブロッコリー…1/3個
ツナ缶…1缶<調味料>
マヨネーズ…大さじ1と1/2
塩こしょう…少々(お好みで)
10分
作り方
ブロッコリーのつぼみは1cm程度に小さくカットし、茎は短冊切り(長さ3cm程度)にする。
POINT
短冊切りの詳しい方法はこちらから>>
どこまで切るのが正解?今更聞けない「ブロッコリー」をおいしく食べる切り方
ボウルに[1]のブロッコリーとツナ缶、マヨネーズを入れてよく混ぜ合わせ、塩コショウで味を整えて完成。
「ブロッコリーの茎のツナマヨ和え」は、生のブロッコリーのおいしさを存分に味わえる副菜。つるりとしたなめこの食感に、コク深い赤だしがおいしい「まごころ一杯 定番なめこ」もプラスすれば、汁物と副菜を簡単に用意できます。
***
つい捨ててしまいがちな「ブロッコリーの茎」は、味に癖がないからこそおいしく食べられる便利な食材。野菜が苦手なお子さんもチャレンジしやすいですよ。茎がメインおかずになるなんて!と思っている方にこそ、ぜひチャレンジしてほしいレシピです。
(文・編集/エドゥカーレ 写真/飯塚麻美)
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教えてくれた人
訪問調理師/子ども料理研究家
ごはんさん
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
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