旬な時期にはお手頃に手に入りさっぱりと食べられることから、食欲が落ちやすい暑い時期にぴったりなきゅうり。

でも、冷蔵庫に入れて気づいたらしなしなになったり、ぬめりが出てきたりすることも…。

今回はおいしいきゅうりの見分け方と、みずみずしさをキープする冷蔵保存方法＆アレンジ方法が豊富な冷凍保存方法をご紹介します。きゅうりを下ごしらえする際のちょっとした裏ワザもご紹介するのでお楽しみに。

 

鮮度が命！新鮮でおいしいきゅうりの見分け方

 

チクチクと触ったら痛いくらいのトゲがついているのは採れたての証拠！真っすぐで均一な太さのきゅうりを選ぶのがおすすめです。

採れたてのきゅうりに白い粉のようなものが付いているのを見たことはありませんか？これ実は“天然の保湿剤”とも言われる「ブルーム」という物質で、本当に新鮮なきゅうりにしか付いていません。市販のきゅうりは流通の途中で取れてしまうことがほとんどですが、農家さんから直接買う機会や、家庭菜園のきゅうりが手に入るときはぜひ注目してみてくださいね。

 

このようなきゅうりは黄色信号です。食べても鮮度が落ちて味が落ちている可能性が高いだけでなく、腐りかけている可能性もあります。このような状態になる前にどうにかおいしく食べたい！ そんな時は大量消費できる、炒めものにしてなどの加熱調理がおすすめですよ。

 

ちょっとのコツでおいしさをキープ！2つの保存方法

きゅうりがたくさん出回るようになるのは暑い季節ということもあり、常温保存はおすすめしません。ここからは冷蔵保存をする時に鮮度を保つためのちょっとしたコツと、たくさん買ってしまったけれど食べきれない！ そんな時におすすめな冷凍保存の方法をご紹介します。

 

 

食べる時は1時間程自然解凍しましょう。生のきゅうりと比べるとどうしても食感は落ちますが、長持ちしておいしく食べられるのは嬉しいですね。和え物やそうめんやお豆腐の添え物などに使うのがおすすめです。

 

新鮮なきゅうりで、夏らしい簡単おつまみを！

新鮮なきゅうりとたこの切り身で、夏らしいおつまみを作ってみてはいかがですか？みょうがと梅の香りでさっぱりとして、「ほぐし身入り かに雑炊」との相性も抜群です！

 

5分でできる！ 簡単夏のおつまみ「たこときゅうりの薬味梅麹和え」

 

＊　＊　＊

 

暑い夏にさっぱりと食べられるきゅうり。新鮮に食べられるようにかしこく保存し、たくさん手に入った時にもおいしく使い切りましょう！

 

（文・編集／エドゥカーレ　写真／飯塚麻美）