桜えび
季節の食材のHOWTO 2017.02.17
フライパンで簡単! 「桜えびのかき揚げ」のレシピ。少量の油でサクッと食感に!
春の時期に旬を迎える「桜えび」。代表的な食べ方といえば、かき揚げですよね。お蕎麦に乗せても、そのまま食べてもおいしい! そんな“かき揚げ界の人気者”が、他でもない桜えびです。
でも、かき揚げを食べたいと思っても、自宅で揚げ物をするのはちょっと面倒。「油はたくさん使うし、そもそも天ぷら鍋なんて家にない!」という人はきっと少なくないはず。
1人暮らしで台所にフライパンしかない人でも、お気楽においしいかき揚げをつくれる方法はないものか……と、思っていたら。
なんとフライパンで簡単にかき揚げをつくれる方法があるそう! 今回は、アマノ食堂のレシピ監修でお馴染みの飯泉友紀さんに、「フライパンと少量の油でサクサクのかき揚げを作る方法」を教えてもらいました。
つくっていただくのは、桜えびと春菊のかき揚げ。揚げ物は大変だから…と避けてきた人も、だまされたと思って一度お試しあれ!
フライパンで簡単!「桜えびのかき揚げ」レシピ
【調理時間】
15分
【材料】※かき揚げ 4つ分
・ 桜えび(乾燥)…50g
・ 玉ねぎ…1/4個
・ 春菊…1束
・ 塩…小さじ1
・ 水…50cc
・ 小麦粉…25g(大さじ3弱)
【作り方】
1. 玉ねぎは幅5mm程に薄切りし、春菊は約2cmに切りそろえます。
2.ボウルに半量(大さじ1.5弱)の小麦粉を入れ、冷たい水50ccを加えて軽く混ぜます。
[調理のポイント!]
冷たい水か、代わりに炭酸水を使うと揚げた時にベチャッとせず、サックリとした食感に仕上がります。
3. 玉ねぎ・春菊・桜えび・塩(小さじ1)と残り半量(大さじ1.5弱)の小麦粉を加え、菜箸で3回ほど上下を返すように混ぜます。
[調理のポイント!]
サクサクの食感に調理するポイントは混ぜすぎないこと。小麦粉の粉っぽさが残るくらいでOK。プロも活用しているテクニックなんです!
4. フライパンの底から1cmくらいまで油を注いで熱します。
※小さめのフライパンなら油はより少量で済みます。
5. 揚げる温度は170~180度。菜箸の先を油の中に入れたときに、シュワシュワと音を立てて泡立ち広がっていけばOK。生地の1/4をお玉ですくって、箸などで押しだしながらゆっくりと流し入れます。
[調理のポイント!]
油に生地を入れると一気に広がって形が崩れそうになりますが、慌てずに優しく菜箸でまとめましょう。数秒挟むとキレイに整います。フライパンでの揚げ物は、温度が急激に上がったり下がったりするのでこまめな温度調整がおいしく仕上げるポイント!
6. 揚げる時間は片面1分半〜2分間ほど。衣に少し焼き色が付いたらフライ返しでひっくり返し、両面がこんがりしたら油から上げます。しっかりと油切りしたらできあがり!
***
サクッと絶品! 春にぴったりな「桜えびのかき揚げ」
こうして完成した桜えびのかき揚げ。揚げたてのいい香りが食欲をそそります!
少ない油で仕上げているのに、カラッと揚げたえびのうま味と春菊の香りは、まるでお店で出される一品のよう。揚げ物初心者でも手軽にできちゃいます。使った油はポットに入れて次に油を使うときにまた再利用できます。揚げカスをすくい、冷暗所に置いておきましょう。
具材を切って、混ぜて、揚げる。かき揚げをつくる工程は意外とシンプル。お家で熱々&サクサクの自家製かき揚げを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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(文/近藤世菜)
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教えてくれた人
訪問調理師/子ども料理研究家
ごはんさん
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
累計1,500件以上のお宅を訪問し、各家庭の味に寄り添った簡単で身体に優しい料理を提案している。著書『数カ月先まで予約でいっぱい! 訪問調理師ごはんさんのどんどんおかわりする子ども大好きレシピ78』『訪問調理師ごはんさんの野菜大好きレシピ』等。
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