たまご
季節の食材のHOWTO 2017.04.28
進化した「親子丼」がふわとろ〜!親子丼の誕生歴史も紹介
だしのきいた味付けにふわとろ卵。大人も子供も大好きな「親子丼」。割り下で煮た鶏肉を卵でとじ、ご飯の上に乗せた日本の丼料理の代表格ですよね!全国で親しまれている親子丼ですが、そもそもどうやって誕生したかご存知ですか?
今回は、意外と知られていない親子丼のルーツと、進化している親子丼について探ります!
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「親子丼」が誕生したのは明治時代の日本橋
親子丼が生まれたのは明治20年ごろの日本橋・人形町。ここ人形町でなんと250年以上もの歴史がある鶏料理店 『玉ひで』が発祥といわれています。1760年に創業し、いまなお愛されている老舗中の老舗!
(東京メトロ「人形町駅」。親子丼発祥のお店『玉ひで』はここから徒歩1〜2分。人形町エリアには、甘酒横丁という飲食店街や昔ながらのお店が多く立ち並ぶ)
この『玉ひで』では当時、軍鶏鍋(しゃもなべ)を卵でとじてシメるお客さんがいて「親子煮」と呼ばれていたのだとか。それを『玉ひで』店主の妻・とくが「食べやすいように」とご飯の上に乗せたものが「親子丼」の起源。当初は出前メニュー限定だった親子丼ですが、魚河岸で働く人々の間で一躍大人気メニューに!お客さんたちからの要望もあって、その後しばらくしてお店でも食べられるようになったのだそう。
江戸時代は高級だった卵も、明治時代になると庶民も手軽に食べられるようになりました。卵は必須アミノ酸がバランスよく含まれており栄養満点と言われる食材!昔から人々の健康を支えてきた優秀食材なんですね。人形町の鶏料理店で生まれた親子丼はその後、いろいろなお店で提供されるようになり、今ではすっかり家庭でもお馴染みの定番料理になりました。
さて、丼ものはパパッと早くおなかいっぱいに食べられることで、忙しいビジネスマンや食べ盛りの学生さんに人気ですよね。親子丼の歴史を振り返ったところで、逆にここからは進化を遂げた“忙しい現代人のための親子丼”を紹介していきますね!
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ここまで進化した!フリーズドライの親子丼
フリーズドライ食品は、おみそ汁やスープなど“汁もの”には馴染みがあるかと思いますが、それだけでなく今や“丼メニュー”まであることをご存知ですか? この親子丼の素がそのひとつ。初めて食べた人が必ず「これがフリーズドライ? すごくない!?」とびっくりするほどの中身なんです。
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中身はおみそ汁と同じように四角い固形。これにお湯を注いでかき混ぜて
とろっとろ(!!)になった親子丼の具をアツアツのご飯の上に乗せると…
親子丼になった!!
お湯を注いでから10秒足らず。あっというまにパッケージ写真のような親子丼ができあがりました。とろっとろの卵をご覧あれ。これがフリーズドライって。見た目はもう、お店で食べる親子丼と謙遜ないような気すら…?ビジュアルだけでも親子丼のめざましい進化が伝わると思いますが、皆さんが気になるのは肝心の“味”ですよね。
というわけで…
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実食して点数をつけてもらいました
フリーズドライの親子丼を食べたことがない男女4人に実際に食べてもらい、こんな質問をしてみました。
「普段食べ慣れている親子丼を「100点」だとしたら、この親子丼は何点ですか?」
ジャッジはあくまでシビアに!早速食べてみてもらいましょう。
まずは女性陣。普段からよく料理をするというお2人。公正な判断をお願いします!
「ん、…あれ、おいしい!!」
「これ本当にフリーズドライ?びっくりした」
だしと卵のとろとろ感。ねぎが入っていて、見た目の彩りがいいのも高ポイントだそう。「鶏肉が食べやすいサイズなのもいい」という意見も。
気になる点数は…
【102点】
「味も具材も想像と全然ちがって驚きました!」
なんと、いきなりの100点超え。食べる前の期待値を超えたという驚きが+2点の理由だとか。
お次は、男性の意見も聞いてみましょう。どうですか?
「見た目も匂いも親子丼そのものだけど、どうですかね」
ふむふむといった表情でじっくり味をチェック。箸は進んでいますが…。
「おおっ、普通にうまい。この卵のとろとろ感はスゴいな〜。今作ったって言われてもわからないかも」
あっという間に完食!果たして点数は?
【95点】
「ご飯が熱い。熱すぎなければ100点だった」
なんという失態。猫舌のケースを考えていませんでした。
さて、気を取り直してもう1名、別の男性に食べてもらいましょう。
「親子丼を食べて評価するだけの簡単なお仕事ですよ」という謎のお誘いに不安げな面持ち。聞けば、フリーズドライの親子丼どころかフリーズドライ食品自体にあまり馴染みがないそう。これは先入観ゼロのジャッジが期待できそうですね!ご飯の温度も調節オッケー!
「大丈夫かな〜。いただきます」
「あ!おいしい。お湯で混ぜただけですよね?めっちゃうまい。卵のふわとろ感あたり、お店で出てくる親子丼と同じ感じだ〜。お湯だけでこうなるなんて、にわかに信じがたい…」
食べる前の不安な様子から一転、ほがらかな表情に…!
「だしが染みているとろとろの卵がご飯と絡んでちょうどいい舌触りなんです。スルスルっと食べれる感じですね」
ひと口ずつ味をたしかめながらの完食。そして、最後のジャッジは?
【85点】
「卵が最高!でも僕、関西人なので個人的にはもう少し薄味のほうが好き。しっかり食べ応えがほしい人にはバッチリな味付けかと」
フリーズドライの親子丼に関しては全員一致で「おいしい」という声が集まりました!ご飯の温度調整ミスさえなければ…さらに高評価だったのでは。
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昼食にも夕食にも夜食にも。和食屋さながらの味をご賞味あれ!
家でも、オフィスでも、野外でも。お湯だけで、手作りのような“ふわとろ卵”を体感できるフリーズドライの「親子丼の素」。深夜遅めの夕飯や、今日は家事をお休みしたいな〜という日にも、簡単&便利でおすすめですよ♪
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