対談 2016.10.14
秋山具義さん×磯山さやかさん |【第1回】 楽しく作って、食べる!いい朝を迎えるための食事の基本
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- 秋山貝義
- 1966年、東京都出身。デイリーフレッシュ代表。広告、パッケージ、装丁、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなどの幅広い分野でアートディレクションを行う。広告界きってのグルメとしても有名で、イタリアンバル「MARTE」のプロデュースも手がける。新刊 『秋山具義の#ナットウフ朝食 ~せめて朝だけは糖質をおさえようか(トランスワールドジャパン株式会社)』も発売中。
- 秋山貝義 Instagram / @gugitter
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- 磯山さやか
- 1983年、茨城県出身。タレント。2000年にオーディションへの応募をきっかけに芸能界入り。グラマラスなボディを生かしてグラビア業界に確固たる地位を築いている。バラエティ番組や『AneCan(小学館)』で専属ぷにモデルを務めるなど、多方面で活躍中。茨城観光大使を務め、『磯山さやかの旬刊!いばらき』(テレビ朝日系)で観光スポットを紹介しながら茨城県の魅力を発信中。
- 磯山さやか Instagram / @sayakaisoyama
アマノ食堂に訪れる、お客さんの“おいしいお話”をお届けする「今週のお客さん」。今回の対談テーマは、「朝食」について。ゲストは、広告界きってのグルメとしても知られ、中目黒のイタリアンバル「MARTE」のプロデュースを手がける秋山具義さんと、バラエティ番組や『AneCan(小学館)』で専属ぷにモデルを務めるなど、多方面で活躍中の磯山さやかさん。“朝食は絶対抜かない派”と語るお2人に、朝時間の過ごし方と食事の楽しみについてお聞きしました。
—お2人は以前から親交があるそうですね。
(今回の取材は、秋山さんがプロデュースを手がける「イタリアンバルMARTE」で撮影しました!)
秋山さんとお会いするのは3〜4回目ぐらいかな?お店もおしゃれで素敵です!どういったコンセプトなんですか?
「MARTE」ってイタリア語で“火星”って意味があって。だから店のあちこちに火星モチーフのものがあるんですよ。
たしかに!秋山さんってすごくグルメですよね。
お店の看板メニューである、モッツァレラチーズの上にカラフルなミニトマが乗った『ミニトマトのカプレーゼ』(写真・左)
お店のプロデュースをやり始めてから、本業のデザインの仕事以外でも、「おいしい食べ物を紹介してほしい」っていう取材がすごく多くなりましたね。
どうして飲食店をプロデュースしようと思ったんですか?
「イカロ(ICARO)」のオーナーシェフの宮本義隆くんと20年来の友達で。5年くらい前から中目黒あたりで仲間が集えるようなお店をやりたいねって話をしていたんです。実は、小学校の卒業文集にも火星に「火星屋」っていうラーメンのおいしい大衆料理屋を開くって書いていたんですよ。
小学校の頃の夢を実現したんですね。あ、本当だ!“2003年、人類は火星に住み着くようになる”…って書いてある(※秋山さんに当時の卒業文集を見せて頂きました)。
そう。火星でマンガ家をやりながら、火星で有名な女優と結婚するという夢があったんです(笑)。
—それぞれ多方面で活躍中のお2人。普段、朝はどのように過ごしているのでしょうか?おすすめの朝食メニューを教えてもらいました。
朝にやるべきことをやっておくと
すっきりとした気分に
(磯山さやかさん)
犬を飼っているので、仕事が休みの日でも早い時は7時前には起こされるんです。でも何時に起きても朝ごはんは毎日きっちりと食べますね。ギリギリに起きることもありますけど…だいたい 1時間くらいは、まったりしてから家を出るようにしています。
僕は7時前には起きますね。なんやかんやして、7時半からBSで朝ドラを観て…。8時からもう1回、朝ドラを観てから、料理を作り始める。
毎日のリズムが一緒なんですね。私も朝は犬の散歩をしたり、軽いストレッチをしたり…というのが日課になっています。朝にやるべきことをやっておくと、「起きた!」ってすっきりとした気分になるんです。朝のほうが活動的になりますよね。
朝食は普段どういったものですか?
家では、目玉焼きやウィンナーを焼いて、軽めのものを作りますね。あと茨城出身なので、昔から納豆が好きなんです。納豆といってもいろんな種類ありますからね、黒豆納豆もおいしいし。
今朝ちょうど黒豆納豆食べました。生卵を溶いて、豆腐の周りにかけて。その上にじゃこの佃煮を乗せるだけで、すごく簡単なんだけどおいしい。
おいしそう…!秋山さんの「ナットウフ朝食(※納豆+豆腐がメインのヘルシーな朝ごはん)」って、見た目もそうですけど…発想がおもしろいんですよね。そもそも、ナットウフ朝食はどうやって生まれたんですか?
「ナットウフ」という言葉を
ふと思いついたのが始まり
(秋山具義さん)
卵料理が好きで、時間がない時はよくゆで卵を作って、マヨネーズと黒七味をかけて食べていたんですよね。ある朝、卵に何かをプラスしたくて「納豆と豆腐あったかな〜」って冷蔵庫を探している時に“ナットウフ”という言葉がふと頭に浮かんで。納豆と豆腐って、もともと同じ大豆から作られているから相性もいいし、何か一緒に作れないかなと始めたんですよ。
へぇ!“納豆+豆腐=ナットウフ”という発想ももちろんですけど、それを毎日続けているのもすごいですね。
インスタグラムで、作った写真に『#ナットウフ朝食』ってハッシュタグを付けて投稿していたら、知り合いの出版社の方から「本にしてみない?」というお話を頂いて。見てくれている周りの方の反応がつい面白くて『#ナットウフ朝食』の投稿は2年くらい続けていましたね。何より、使っているものが納豆・豆腐・卵だから朝から食べても重くないんです。
秋山さんが作ってくれた、取材当日のナットウフ朝食(写真・左)、節分をイメージして作ったナットウフ朝食(写真・右)
【秋山具義さんのインスタグラム / @gugitter】
朝ごはんって、すごく大切ですよね。私は「卵かけごはん」が好きで。新鮮な卵が食卓にあるだけで嬉しい。もちろん納豆も大好きですけどね。和食や白米が好きなので、朝しっかり食べると元気が出るような気がします。秋山さんの冷蔵庫にはいつも「ナットウフ朝食」の材料が入っているんですか?
だいたい入ってますね。自分で買いに行くこともあるけど、妻が準備してくれたりする。冷蔵庫の中を見て、その日に思いついたものを作りますね。イベントや行事がある時なんかは、「今日は何の日だっけ?」って考えて…。節分やサッカー日本代表・なでしこジャパンを応援するために作ったりもしましたね。
なでしこジャパン!私の家の冷蔵庫に同じ材料があっても、そんな発想はなかなか出てこないだろうなぁ…(笑)。味がおいしかったりヘルシーなだけじゃなくて、視覚的にもワクワクする仕掛けがおもしろいですね。
【関連記事】
[第1回] 楽しく作って、食べる!いい朝を迎えるための食事の基本
[第2回] 「ナットウフ朝食」は朝一番のクリエイティブ活動!
[第3回]ひと工夫で特別なものに。最高の朝食で1日を始めよう
撮影協力/イタリアンバルMARTE
【住所】東京都目黒区上目黒1-19-4 中目黒TNビル 2F
【電話番号】03-6303-1910
【営業時間】18:00~翌2:00(L.O.1:00)
【定休日】日曜日 (月曜日が祝日の場合は日曜日営業、火曜日休み)
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